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マッコウクジラの歯を印材に加工します

2024/6/6

マッコウクジラの歯をお持ちで、その使い道にお悩みの方に朗報です。
今回新たにお客様からお問い合わせをいただき、新しい取り組みをご紹介します。

マッコウクジラの歯を印材に加工します

まず実際にお問い合わせいただいた内容からご紹介します。

昔、父が購入した鯨の歯を所有しています。
どう扱っていいのかわからず、一度は処分を考えました。
もしやと思いリサイクルショップに持ち込んでみたのですが、あまり価値を感じていただけませんでした。
色々と調べているうちに御社のホームページに辿り着き、鯨の印材の価値を知り、印材にしていただけないかと考えていますがご対応は可能でしょうか?

これまで鈴印では実例がなく、しかしおそらく可能だと考え、メーカーに確認したところ「可能」との回答をいただきました。
ただし、やはり持ち込みの場合は何かがあったときの補償ができないため、事前にいくつかのリスクをご提示いただいたのでまずご紹介します。

鯨の歯を印材にする際のリスク

 

  • ・現物を見てみないと加工可能かの正確な回答は難しい
  • ・実際には歯全体の2割程度しか印材にできない
  • ・どのくらいのサイズが取れるか、また何本取れるかは切ってみないとわからない
  • ・現在の一般的な長さ、6㎝は取れない場合が多い
  • ・豆模様が残る可能性がある
  • ・芯を中心として印材に適した部分の外側に、皮が残る可能性がある
  • ・皮部分は剥がれるリスクが高いため、削って細くする必要がある
  • ・切断の際にヒビが発生する可能性がある
  • ・取れる予測を立てて切ってみても、実際に1本も取れない場合もある
  • ・1本も取れない場合でも作業代が発生する

 

確かに天然材の場合、どのような状態かは実際に確認してみないと正確な回答ができないのは、私たちが彫り直しを受ける場合でも同様です。
ちなみにこれまで私たちの改刻(彫り直し)の実績では、状態が悪いものも多く、約半数はお断りしています。

また意外だったのは、模様が残る場合も正規品として販売していないことでした。
日頃私たちも普段は綺麗に整った状態しか見ていないので当然ですが、メーカーさんの品質管理の厳しさを改めて知ることができました。

加工の価格

実際の印材は驚くほど高価ですから、気になるのは加工料金だと思います。
今回料金(税別)も伺うことができたので、ご紹介します。

1本取れた場合 10,500円
2本取れた場合 21,000円
1本も取れなかった場合 5,000円

つまり印材の形状を問わず、1本取れた場合は10,500円になり、本数分掛ける計算になります。
また上記の通り、1本取れると思って切ってみたがヒビが入る可能性や、また模様が入る場合があり、その理由で印材にできない場合でも、5,000円の加工費用が発生します。

ちなみに実際に印材として加工が済み、その後お名前を彫刻するのは私たちになります。
その場合の詳細は鈴印オフィシャルサイトをご覧ください。

今回の鯨の歯の大きさと加工できた印材のサイズ

専門家のお言葉によると、「これはかなり立派だ」とのことで、鯨の歯としては大きいサイズのようです。
また私自身も手にした際の重量感がズシリと重く、生命の力強さを感じさせてくれるものでした。
感覚値ではありますが、必ず印材になるような予感を感じさせてくれる雰囲気が漂っていました。

そして今回メーカー様より、加工可能とのご連絡をいただきました。

60×18ミリ・もしくは60×16.5ミリ(芯あり)

最大で18ミリを取ることができ、また用途によって16.5ミリにすることも可能との回答でした。
現在18ミリのマッコウクジラは驚くほどの高値で取引されています。
そのサイズが取れること自体、素材の大きさを物語っています。

また(芯あり)としているのは、基本的に鯨の印材は芯がある点を強調したかったからです。

日頃象牙に接する機会が多いため、芯がなくても印材になるのではないか?との疑問がよぎりますが、鯨の歯は小さいため、芯のある場所しか印材にならないそうです。
逆に2本も取れるような素材はないに等しいと言えるとのこと。
その理由は、次の実際の工程にてご紹介します。

いずれにしても、鯨の歯が貴重な理由をまた1つ理解することができました。
そしてお客様とご相談の上、今回は18ミリで制作することになりました。

実際の工程

今回メーカー様のご協力を得て、特別に工程の写真も撮っていただくことができました。

上の画像は根本部分ですが、空洞になっている部分は厚みがないため、印材にはならないそうです。
そのためまず、以下のように空洞部分をカットします。

裁断

中央に芯の穴が、そしてツートンに色が分かれています。
そしてこの2点が鯨の印材を希少にする理由になります。

印材になるのは、芯の穴が埋まり、皮がない部分のみ

まず芯の部分ですが、大きな穴が空いていては印材なりません。
また芯部分は象牙同様、先端に行くほど詰まって細くなっていきます。
そのため先端に近い部分しか印材になりません。

またツートンになっている外側は「皮」と呼ばれ、剥がれてしまうためこちらも印材として使えません。
そして実際に印材として使用できる中央のベージュ色の箇所もまた、先端に行くにつれて細くなっていきます。

つまり芯が詰まり、ベージュ色を維持している箇所は本当に狭く、これがもう21ミリの印材が取れない理由にもなっています。

旋盤加工

ご存知の通り印材の形状は、「印面」いわゆる彫刻部分は角が張り、持ち手部分は丸くなっています。
これは方向が一目でわかるようにすることと、捺印の際に手が痛くならないようにとの理由からです。
しかし丸く切り出しただけでは、当然両方とも角が張っている状態です。
そのため「旋盤」という機械にかけてかけて成形していきます。

↑この段階では角が立っています。
それを旋盤にかけることで、以下のように丸くなります。

バフ掛け

最後のバフで磨き上げて完成です。
鈴印でも使用していますが、蝋が混ざっている研磨剤を塗り込み、トルクの強いバフを使用することで、印材特有に滑らかで光るような艶を出します。

完成

見てください、この艶を。
こうして鯨の歯は印材に加工されております。

マッコウクジラは象牙と比べてもはるかに固く、そのため機械のダメージも大きいそうです。
そのため対応できるメーカーさんもほとんどなく、また今回のように経過の写真を撮っていただいた実績もないそうです。

今回はお客様の想いの詰まったマッコウクジラの加工ということで、特別にご対応いただきました。
改めてこの場をお借りして御礼申し上げます。
ご協力誠にありがとうございました。

最後に

あの巨大生物の一部と思うだけで浪漫を感じます。
そして貴重な素材を私どもを信頼して預けていただいたお客様に心より感謝申し上げます。
メーカー様にもその想いをお伝えし、最も価値のある状態をご提案いただいたことも嬉しい出来事でした。

お客様から回答をいただき、先ほど印材への加工をお願いしました。
近々現物が届きますので、その際はまたご紹介したいと思います。

このように鯨の歯は印材に加工することができます。
もし同じようなことでお悩みの場合、なんとか形にしたいと思いますのでお気軽にこちらまでご相談ください。

また鈴印でもマッコウクジラの印材は取り扱いがございますので、気になる方はこちらのブログをご覧ください。

 

 

本日時点でのマッコウクジラの在庫一覧

2024/2/6

おかげさまで大好評の創業祭91。
HP掲載商品全品15%OFFとなっております。

創業祭91の詳細はこちらから

ただし誠に申し訳ないのですが、現時点で鈴印オフィシャルHPのカテゴリなどの階層が未だ元に戻っておりません。
そのため非常に見にくい状態になっておりますことお詫び申し上げます。
一方でお問合せもいただいており、そちらもブログでご案内させていただきます。

今回はマッコウクジラです。
創業祭前に何点かを新たに入手することができました。
またマスターピースとデッドストックそれぞれに分かれていますが、それらのページにアクセスしにくい状態にもなっています。
そのため今回マッコウクジラのみを一覧として、価格順にご紹介します。

 

【マスターピース】マッコウクジラ(7本)

マスターピースは全て鈴印がメーカー様より仕入れた新品です。
特別なセラーにて保管しているため、時間が経過してもなお新品の輝きを残し続けるもので、これ以上の保管状態を維持している印材はありません。

 

75×18ミリ/最大

現時点で入手可能な最大サイズのマッコウクジラです。

定期的に各方面にクジラの在庫状況を確認していますが、未だにこのサイズと同等もしくはそれよりも大きいものは見つかっていません。
75ミリ丈ありますので非常に捺しやすく、かつ18ミリというサイズは別格です。

また価格は変わりますが、法人用として彫刻することも可能です。
※ご注文の重複を避けるため、現在は個人用のみの掲載となっています

個人用としてもまた法人用としても最適な堂々としたサイズです。

マッコウクジラ75×18の詳細はこちらから

 

60×18・16.5・15ミリ/実印に最適

実印に最適なマッコウクジラです。
現時点では全サイズ揃っていますので、お好みでお選びいただくことが可能です。

また価格は変わりますが、法人用として彫刻することも可能です。
※ご注文の重複を避けるため、現在は個人用のみの掲載となっています

フルネーム彫刻ができるサイズのマッコウクジラは、それだけで貴重です。

マッコウクジラ実印の詳細はこちらから

 

マッコウクジラ60×18+18Kリング付/実印に最適

マッコウクジラというだけでも珍しいのに、こちらは18Kのリングで繋いである貴重品です。
見た目はクジラの模様に金色が加わり、まさに豪華絢爛。
かと言って必要以上に華美に感じないのは、生命の持つ力なのでしょう。
どの角度から見ても吸い込まれるような魅力があります。

また価格は変わりますが、法人用として彫刻することも可能です。
※ご注文の重複を避けるため、現在は個人用のみの掲載となっています

マッコウクジラ60×18+18Kリングの詳細はこちらから

 

60×12ミリ/認印や銀行印に最適

鈴印では認印としてオススメしている12ミリです。
もちろん銀行印としても全く問題なくお使いいただけますし、実印として登録できるサイズでもあります。

とはいえ、これまで12ミリをお求めいただいた方の多くはやはり認印としてご使用いただく方が多数でございました。
毎日使うものだから良いものを。
そんな方にお選びいただいています。

マッコウクジラ60×12ミリの詳細はこちらから

 

60×10.5ミリ/認印に最適

やや小ぶりな10.5ミリですが、印材が放つ迫力は他の追随を許しません。
クジラ特有の生きた証の模様は、他の何者とも似て非なるものですから。
マスターピースの中で、現時点で最もお手頃なマッコウクジラとなっています。

マッコウクジラ60×10.5ミリの詳細はこちらから

 

【デッドストック】マッコウクジラ(2本)

デッドストックは、他店様から譲り受けた品々です。
とはいえお預かりする際には厳しい目でチェックし、鈴印基準をクリアしたものだけを取り扱っています。

 

45×15ミリ/実印に最適

繰り返し申し上げますが、フルネーム対応のマッコウクジラは本当に貴重です。
今回創業祭に合わせて入荷しました、個人的には目玉商品だと思っています。
デッドストック価格、並びに45ミリ丈で60ミリよりもお安く、また創業祭でさらにお求めやすくなります。

マッコウクジラでフルネームをお考えの方にぜひオススメしたい商品です。

マッコウクジラ45×15ミリの詳細はこちらから

 

45×12ミリ/認印や銀行印に最適

小さめのサイズで、現時点で鈴印にある在庫の中でも最もお手頃な価格となっています。

とはいえ45ミリ丈×12ミリ丸は、材料問わず鈴印では非常に人気のサイズです。
上記の45ミリ丈×15ミリ丸同様、今の時期は非常にお安く入手することが可能です。

マッコウクジラ45×12ミリの詳細はこちらから

 

最後に

マッコウクジラは非常に高価な印材です。
それにも関わらず鈴印では人気のアイテムとなっており、やはり求める方が多いのだと実感しています。

創業祭はお客様感謝祭です。
これまでのご愛顧の気持ちを込めて、入手困難なアイテムをお手頃価格で取り揃えました。
本当に必要とする方のお手元に届くことを、心より願っております。

 

その他マスターピースとデッドストックのアイテムは以下をご覧ください。


マスターピース・デッドストックとは

【鈴印マスターピース】は、鈴印の長年の歴史に裏付けられた至高の傑作たち。

印章の素材のほとんどは天然材です。
天然であるということは一定でない、つまり品質には大きな個体差があるとも言えます。
個体差を知る例として、こんな話もあります。
最高級のレザーは最初に王室、次にヨーロッパのスーパーブランドに卸されるのはご存知でしょうか?
そして残ったレザーが次に、一般市場に出回るのです。
つまり本当に良いものは、長年の歴史の積み重ねによって流通経路までも決まっています。
逆に言えば、それらを後発として入手することは非常に困難です。

私たち鈴印は長年に渡り、特別に良い素材のみを集めて参りました。
その結果として、優先的に優れた素材が集まるようになりました。
そしてそれらは専用セラーによって、厳重に保管されています。

マスターピース
傑作・名作

鈴印の人気カテゴリ「マスターピース」と「デッドストック」こちらの一覧ページが見られなくなっています。

残念ながら現時点で復旧の目処が立たず、ページの構成を1から考え直していきます。
そのため恐れ入りますが、過去の鈴印ブログに一覧がございますので、そちらをご覧ください。

マスターピースはこちらから

 


【鈴印デッドストック】は、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。

印章店においての素材は、その店のこだわりです。なぜならその店主が惚れ込んで手に入れた特別な品々だからです。
ところが諸事情により、眠ってしまっている宝物のような素材もこの世にはたくさんあります。
そういった全国各地の眠っている宝物に再び光をあて、みなさまに届けることができないか?
つまり良い品と、それを欲するお客様の橋渡しをするのが、鈴印デッドストックです。

鈴印の人気カテゴリ「マスターピース」と「デッドストック」こちらの一覧ページが見られなくなっています。

残念ながら現時点で復旧の目処が立たず、ページの構成を1から考え直していきます。
そのため恐れ入りますが、過去の鈴印ブログに一覧がございますので、そちらをご覧ください。

デッドストックはこちら

 

 

 

【マッコウクジラ】45×12ミリMP ★★★★★

2024/1/27

現在マッコウクジラ印章は全国的に非常に品薄となっています。
過去には捕鯨禁止に伴って入荷がなくなり、現在はIWCから脱退し再開されましたが、新たに制作される予定はございません。
品数が少ないだけでなく、象牙よりも遥かに硬く、また独特の模様は他に類を見ません。
そのような状況の中、今回いくつかのマッコウクジラを入手することができました。

コチラの商品はデッドストックです。
1本限定ですが、お求めやすい価格になっています。

【デッドストック】45×12ミリのマッコウクジラ印が手に入りました

マッコウクジラとは

【マッコウクジラとは】
ハクジラ類の中で最も大きく、歯のある動物では世界最大で、巨大な頭部形状が特徴。
そんな世界最大の生物の歯を加工して印章の素材にしたのが、マッコウクジラ印章です。
マッコウクジラの印章は、今や貴重品にもなりつつある象牙よりも遥かに希少性が高く、国内在庫数も数えるほどしか存在しません。
しかもその中でも状態が良く、かつ最高級品のみが許された輝きを保持する素材はほとんどなくなってしまっているのが現状です。
それらが鈴印に揃っている理由は、長い歴史の間に協力各社と築いてきた関係性に他なりません。
マッコウクジラ印章のさらに詳しくはこちらから

 

印材の特徴

一番の特徴は、現在鈴印オフィシャルHPマッコウクジラの中で最もお求めやすい価格となっている点です。

サイズは45ミリ丈×12ミリ丸と、認印として最適です。
もちろん銀行印としても、また印鑑登録の最低サイズをクリアしているため実印としても登録することができます。

また鈴印には何種類かのマッコウクジラがございますが、他店様での取り扱いも少ないためか、非常に人気の印材となっています。
そんな中、今回の商品はデッドストックになりますので、大幅なお値引き価格とさせていただきました。

サイズ感や質感など、詳細は動画をご覧ください。

 
 

最後に

認印。
人によってはかなりの数を捺します。
象牙やマッコウクジラなどのカルシウムを原料とする印材は、丈夫なだけでなく使うほどの育つ特性があります。
年数を経て写りが良くなるのが、象牙やマッコウクジラの特徴です。

とにかく希少なマッコウクジラです。
気になった方はお早めにどうぞ。

マッコウクジラ実印45×12ミリの購入はこちらから

 


マスターピース・デッドストックとは

【鈴印マスターピース】は、鈴印の長年の歴史に裏付けられた至高の傑作たち。

印章の素材のほとんどは天然材です。
天然であるということは一定でない、つまり品質には大きな個体差があるとも言えます。
個体差を知る例として、こんな話もあります。
最高級のレザーは最初に王室、次にヨーロッパのスーパーブランドに卸されるのはご存知でしょうか?
そして残ったレザーが次に、一般市場に出回るのです。
つまり本当に良いものは、長年の歴史の積み重ねによって流通経路までも決まっています。
逆に言えば、それらを後発として入手することは非常に困難です。

私たち鈴印は長年に渡り、特別に良い素材のみを集めて参りました。
その結果として、優先的に優れた素材が集まるようになりました。
そしてそれらは専用セラーによって、厳重に保管されています。

マスターピース
傑作・名作

鈴印の人気カテゴリ「マスターピース」と「デッドストック」こちらの一覧ページが見られなくなっています。

残念ながら現時点で復旧の目処が立たず、ページの構成を1から考え直していきます。
そのため恐れ入りますが、過去の鈴印ブログに一覧がございますので、そちらをご覧ください。

マスターピースはこちらから


【鈴印デッドストック】は、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。

印章店においての素材は、その店のこだわりです。なぜならその店主が惚れ込んで手に入れた特別な品々だからです。
ところが諸事情により、眠ってしまっている宝物のような素材もこの世にはたくさんあります。
そういった全国各地の眠っている宝物に再び光をあて、みなさまに届けることができないか?
つまり良い品と、それを欲するお客様の橋渡しをするのが、鈴印デッドストックです。

鈴印の人気カテゴリ「マスターピース」と「デッドストック」こちらの一覧ページが見られなくなっています。

残念ながら現時点で復旧の目処が立たず、ページの構成を1から考え直していきます。
そのため恐れ入りますが、過去の鈴印ブログに一覧がございますので、そちらをご覧ください。

デッドストックはこちら

【デッドストック】マッコウクジラ45×12㎜丸認印

nin-kujira-4512

デッドストック

 

【こちらの商品は1本限定です】

 

【デッドストック】マッコウクジラ45×12㎜丸認印です

【マッコウクジラとは】

ハクジラ類の中で最も大きく、歯のある動物では世界最大で、巨大な頭部形状が特徴。
そんな世界最大の生物の歯を加工して印章の素材にしたのが、マッコウクジラ印章です。
マッコウクジラの印章は、今や貴重品にもなりつつある象牙よりも遥かに希少性が高く、国内在庫数も数えるほどしか存在しません。
しかもその中でも状態が良く、かつ最高級品のみが許された輝きを保持する素材はほとんどなくなってしまっているのが現状です。

マッコウクジラの詳しくはこちらをご覧ください。

 

【印材の特徴】

実印に使いやすい、12ミリ。
長さは現在のスタンダード60ミリより一回り短い45ミリ。
やや小ぶりなため携帯しやすく、昔から人気のサイズです。

印の素材の最高峰は今も変わらずに象牙や鯨などのカルシウム質であることは言うまでもありません。捺印した際の印影は、鮮明かつきめ細やか。時間の経過と共に美しさを増していく様は、これらをおいて他には存在しません。
また鯨の硬さは象牙を遥かに凌ぎます。
その硬さから彫刻の際には必ずと言っていいほど刃物が折れ、職人泣かせの素材とも言われています。
また天然材特有の品質は初代より「品質はお店の信用」の言い伝えを元に、全て店主の目利きを担保にし、国内最高峰の素材のみを厳選して安心を提供します。
いずれも他ではなかなか手に入らない至極の一品。
本物は歴史が証明しています。

納期は通常1週間程度、イメージチェックありで2週間程度頂いておりますが、お急ぎのお客様には十分対応できる体制をとっております。どうぞご遠慮なくご相談ください。

 

__________________________________________

 

カテゴリ                   デッドストック

用途                          銀行印・認印

素材                          マッコウクジラ

印材の直径                 12㎜丸

印材の長さ                 45㎜丈

印材の形状                 寸胴

印材のオプション        なし

ケース/表側                トカゲ革・ニッケル燻枠福輪付

ケース/内側          ベルベット・鶴亀

ケース/肉池                セル蓋

彫刻内容                    お苗字もしくはお名前のみ

 

__________________________________________

 

 

 

彫刻方法

象牙材は全て手書きで文字デザインをし、手で彫ります。
細かく分けると8工程を経て、美しい文字、捺印しやすく、唯一無二を実現しています。

手彫り全工程>

 

 

書体の選び方

小判印と最も相性が良い書体は、小篆や印相体など、曲線を多用する書体です。
もちろん鈴印オリジナルSK印相体なども、楕円の個性と併せて他にはない個性を表現できます。
楕円の利点は横の隙間が出来にくいので、縦でもバランス良く入るのが特徴でもあります。
逆に相性の悪い書体はございませんので、お好みや直感でお選びいただいても問題ございません。

印鑑の書体の選び方>

 

 

【マッコウクジラ】45×15ミリDS★★★

2024/1/26

現在マッコウクジラ印章は全国的に非常に品薄となっています。
過去には捕鯨禁止に伴って入荷がなくなり、現在はIWCから脱退し再開されましたが、新たに制作される予定はございません。
品数が少ないだけでなく、象牙よりも遥かに硬く、また独特の模様は他に類を見ません。
そのような状況の中、今回いくつかのマッコウクジラを入手することができました。

コチラの商品はデッドストックです。
1本限定ですが、お求めやすい価格になっています。  

【デッドストック】45×15ミリ(フルネーム対応)マッコウクジラ実印が手に入りました

マッコウクジラとは

【マッコウクジラとは】
ハクジラ類の中で最も大きく、歯のある動物では世界最大で、巨大な頭部形状が特徴。
そんな世界最大の生物の歯を加工して印章の素材にしたのが、マッコウクジラ印章です。
マッコウクジラの印章は、今や貴重品にもなりつつある象牙よりも遥かに希少性が高く、国内在庫数も数えるほどしか存在しません。
しかもその中でも状態が良く、かつ最高級品のみが許された輝きを保持する素材はほとんどなくなってしまっているのが現状です。
それらが鈴印に揃っている理由は、長い歴史の間に協力各社と築いてきた関係性に他なりません。
マッコウクジラ印章のさらに詳しくはこちらから

 

印材の特徴

一番の特徴は、印面サイズが15ミリのためフルネーム実印に対応している点です。

これまでも同じような内容をお伝えしてきましたが、現在の在庫では15ミリの印材が最も少なくなっています。
ご存知の通り現在主流の実印サイズは現在16.5ミリですが、かつては15ミリが最も人気でした。
そのためデッドストックの対象になる古い材料の中では、特に15ミリのものが限られているのです。

また鈴印には何種類かのマッコウクジラがございますが、いずれもかなり高額となっており、15ミリ以上の場合は価格が一気にはねがあります。
そんな中、今回の商品はデッドストックになりますので、大幅なお値引き価格とさせていただきました。

サイズ感や質感など、詳細は動画をご覧ください。

 

最後に

フルネーム実印としてこの価格は、現在のところ今回の商品のみです。
象牙やマッコウクジラなどのカルシウムを原料とする印材は、丈夫なだけでなく使うほどの育つ特性があります。
年数を経て写りが良くなるのが、象牙やマッコウクジラの特徴です。

とにかく希少なマッコウクジラです。
気になった方はお早めにどうぞ。

マッコウクジラ実印45×15ミリの購入はこちらから


マスターピース・デッドストックとは

【鈴印マスターピース】は、鈴印の長年の歴史に裏付けられた至高の傑作たち。

印章の素材のほとんどは天然材です。
天然であるということは一定でない、つまり品質には大きな個体差があるとも言えます。
個体差を知る例として、こんな話もあります。
最高級のレザーは最初に王室、次にヨーロッパのスーパーブランドに卸されるのはご存知でしょうか?
そして残ったレザーが次に、一般市場に出回るのです。
つまり本当に良いものは、長年の歴史の積み重ねによって流通経路までも決まっています。
逆に言えば、それらを後発として入手することは非常に困難です。

私たち鈴印は長年に渡り、特別に良い素材のみを集めて参りました。
その結果として、優先的に優れた素材が集まるようになりました。
そしてそれらは専用セラーによって、厳重に保管されています。

マスターピース
傑作・名作

鈴印の人気カテゴリ「マスターピース」と「デッドストック」こちらの一覧ページが見られなくなっています。

残念ながら現時点で復旧の目処が立たず、ページの構成を1から考え直していきます。
そのため恐れ入りますが、過去の鈴印ブログに一覧がございますので、そちらをご覧ください。

マスターピースはこちらから


【鈴印デッドストック】は、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。

印章店においての素材は、その店のこだわりです。なぜならその店主が惚れ込んで手に入れた特別な品々だからです。
ところが諸事情により、眠ってしまっている宝物のような素材もこの世にはたくさんあります。
そういった全国各地の眠っている宝物に再び光をあて、みなさまに届けることができないか?
つまり良い品と、それを欲するお客様の橋渡しをするのが、鈴印デッドストックです。

鈴印の人気カテゴリ「マスターピース」と「デッドストック」こちらの一覧ページが見られなくなっています。

残念ながら現時点で復旧の目処が立たず、ページの構成を1から考え直していきます。
そのため恐れ入りますが、過去の鈴印ブログに一覧がございますので、そちらをご覧ください。

デッドストックはこちら