今回は通常とは少し異なるソールドアウトのお知らせです。
基本的にこちらのサイトでご紹介しているソールドアウトは、サイト掲載商品です。
対して今回は、サイト非掲載商品。
お客様のご要望で特別に発注をした、かなり珍しいマスターピースでした。
ですが追加でもう1本入手できることがわかったので、予告も兼ねてご紹介したいと思います。
ソールドアウトになった商品は、極上象牙縦目芯持ハード材
現存する中で最も希少な象牙印材が、ハード材の縦目芯持。
一般に流通する芯持は(と言っても非常に僅かですが)ほとんどがソフト材。
ソフト材は芯が小さく、ハード材は非常に大きいのが特徴です。
そして今回ソールドアウトになった印は、これまでの概念を覆す、ハード材なのに芯が塞がっている、特に貴重な素材でした。
しかも75×21㎜と非常に大きな象牙でした。
先日はそれより小さいハード材の縦目芯持がソールドアウトになっていますので、興味がある方は参考にこちらをご覧ください。
とにかく凄い印材でした。
また冒頭でも書いたように、同じものがもう1本ご用意することが可能であることがわかりました。
そのため現在発注し、制作していただいているところです。
また入荷した際には、詳しい内容と共にアナウンスさせていただきます。
ご注文誠にありがとうございました。
________________________________________________
マスターピース・デッドストックとは
【鈴印マスターピース】は、鈴印の長年の歴史に裏付けられた至高の傑作たち。
印章の素材のほとんどは天然材です。
天然であるということは一定でない、つまり品質には大きな個体差があるとも言えます。
個体差を知る例として、こんな話もあります。
最高級のレザーは最初に王室、次にヨーロッパのスーパーブランドに卸されるのはご存知でしょうか?
そして残ったレザーが次に、一般市場に出回るのです。
つまり本当に良いものは、長年の歴史の積み重ねによって流通経路までも決まっています。
逆に言えば、それらを後発として入手することは非常に困難です。
私たち鈴印は長年に渡り、特別に良い素材のみを集めて参りました。
その結果として、優先的に優れた素材が集まるようになりました。
そしてそれらは専用セラーによって、厳重に保管されています。
マスターピース
傑作・名作
【鈴印デッドストック】は、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。
印章店においての素材は、その店のこだわりです。なぜならその店主が惚れ込んで手に入れた特別な品々だからです。
ところが諸事情により、眠ってしまっている宝物のような素材もこの世にはたくさんあります。
そういった全国各地の眠っている宝物に再び光をあて、みなさまに届けることができないか?
つまり良い品と、それを欲するお客様の橋渡しをするのが、鈴印デッドストックです。