デッドストックは、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。
象牙(上)36×15ミリ銀丹鞘付とは
実印として使いやすい15ミリ丸で、最も短い36ミリ丈。
象牙の品質は(上)とかなりキメの細かい、非常に良い印材になっています。
鞘自体もキメが細かく、もちろん印面側も同様です。
大部分が(上上)クラスの非常に滑らさで、ごく一部荒い部分が見える。
つまりかなり(上上)寄りで取られた印材であることがわかります。
よく見ると上の写真、下部の方だけキメを見ることができます。
象牙(上)36×15ミリ銀丹鞘付の特徴
デッドストックでお馴染みの、銀丹と鞘付き。
銀丹は、銀を使用した上下の印。
全ての印材は、昔は上下の印があるものがスタンダードでした。
現在は無地材がポピュラーになっていますが、デッドストックに銀丹が多いのはその名残とも言えます。
銀が1つ埋め込まれているだけで、堂々として佇まいを感じさせてくれます。
鞘がついているメリットは、落下の際の印面の保護です。
また鞘がついていることで、大切な印面が燃えないという特徴も兼ね備えます。
お値引きの理由
裏面を見ると、変色している箇所があります。
これは何かが染みているわけではなく、象牙の経年変化になります。
象牙はカルシウムですから、使用と共に濃いアイボリー色に変わっていきます。
先ほど象牙のキメのお話をしましたが、キメの荒い箇所のみ変色しており、使っているうちには避けられない現象でもあります。
つまり見方を変えると、本物の証拠と言い換えることもできます。
もちろん使用上全く問題はなく、象牙の品質通りの美しい捺印を実現することが可能です。
ただし鈴印の品質管理において、この色は非常に大切にしている関係から、大幅なお値引き価格とさせていただきました。
動画をアップしましたが、頻度を高めるため、一切の編集や加工はしておりません。
最後に
デッドストックはこだわりの強い印章店さんから譲り受けているものが多いため、たまに驚くほど良い印材に巡り合うことがあります。
今回の象牙もそれに該当します。
表面の色より品質。
また現在はなかなか見ることの少なくなった短くもあり、かつ堂々としたサイズ。
そんなちょっと他とは違う印を探しているあなたにぜひオススメしたい印材です。
マスターピース・デッドストックとは
マスターピースとは、鈴印の長年の歴史に裏付けられた至高の傑作たち。
印章素材のほとんどは天然材です。
工業製品と異なり天然材は品質が一定ではないため、それぞれに大きな個体差があります。
個体差を知る例として、こんな話もあります。
最高級の天然皮革は最初に王室、次にヨーロッパのスーパーブランドに卸されます。
そして残ったレザーが最後に一般市場に出回ります。
本当に良い天然素材は長年の歴史によって流通経路までも決まっており、それらを後発として入手することは非常に困難です。
私たち鈴印は創業より、特別に良い素材のみを集めて参りました。
結果として、優先的に優れた素材が集まるようになっています。
またそれらは全て、専用セラーによって厳重に保管されています。
マスターピース:傑作・名作
マスターピース
傑作・名作
Wikipediaより
デッドストックは、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。
印章店においての素材は、その店のこだわりです。
なぜならその店主が惚れ込んで手に入れた特別なアイテムだから。
ところが眠ってしまっている宝物のような素材もこの世にはたくさんあります。
そういった全国各地に眠っている宝物に再び光をあて、みなさまに届けることができないか?
良い品と、それを欲するお客様の橋渡しをするのが、デッドストックです。