法人象牙(極上)天丸印75㎜丈
大きな法人印、象牙(極上)75㎜丈の天丸鞘付きです
【商品の特徴】
法人印の大きさは、会社の規模と考える方がいます。
そんな方に最適な非常に大きな象牙印です。
法人印といえばこの形、と思われる方も多いのではないでしょうか。
天丸と呼ばれる、職人さんが1つ1つ削り出し、中央にくびれを作っています。
またこの形の中にも、鈴印のこだわりが満載。
野球のバットのように印材の曲線もオーダーすることができ、創業より大切にしてきたのは滑らかさ。
丸すぎるとだらしなく感じ、また張りすぎると捺印の際にあたりを感じてしまいます。
そのため絶妙に滑らかな曲線になるように発注。
曲線の比率が印材の長さによって変わり、大きいほどダイナミックな印象になっています。
惚れ惚れするとはまさにこの天丸材。
また鞘も上の鞘付同様、共鞘となっています。
鈴印のこだわりは、一切の装飾がない点。
切り込みを入れることも可能ですが、できる限り素材の魅力だけで勝負したいため、あえて無地のままでお願いしています。
印材に滑り込むかのような滑らかな形と手触りは、出し入れするたびにあなたの所有欲を満たしてくれることでしょう。
一般的な法人印は60㎜丈、対してこちらは75㎜丈と非常に長いです。
印面のサイズは、一般的な18㎜を基準に、それより2回り大きいサイズまでご用意しました。
法人を複数保有される代表者様などは、その順に応じてサイズを変更されたりもしています。
形状は寸胴と呼ばれるストレート材で、質感と重厚感共に圧倒的。
また印面を保護する鞘(さや)も共材と呼ばれる極上でご用意。
鞘(キャップ)が付いていて、メリットは多数。
- 印面の枠の破損を防ぐ
- 高級感のアップ
- 火災から印面を守る
簡単に想像できるのが、落下の際の印面の保護です。
印章で一番弱いのは、一番肝心でもある印面の枠です。
そこをキャップで保護していますから、万が一落としてしまっても守ってくれます。
鞘はもちろん象牙です。
それもひとまわり大きな材料をその1本に合わせて削り出していきますから、ある意味贅沢品でもあります。
当然重量もその分重くなりますし、また見た目もかなりの高級感が感じ取れます。
象牙はカルシウム、つまり歯と同じ成分ですから燃えません。
昔、残念ながら火災によって耐火金庫まで燃えてしまった企業様が使われていたのが鞘付きの実印でした。その辺りを掘り起こしてみると、持ち手部分は黒ずんでいるものの、鞘を外すと印面は全く問題なく保護されていて、その後の契約等がスムーズに進んだのは今でも伝説となっているお話です。
鞘は、普段なくても不自由を感じるものではありませんが、万が一の際にはあたなの大切な印章を圧倒的に守ってくれます。
【印材の特徴】
当社では国内最高峰から上位5ランク(極上・特上・上上・上・中)の象牙材のみを取り揃えております。
象牙の品質の詳しくは、こちらのブログをご覧ください。
こちらの商品は最高級(極上)になり、鈴印だからこそ入手することができる逸品となります。
印の素材の最高峰は今も変わらずに象牙であることは言うまでもありません。
捺印した際の印影は、鮮明かつきめ細やか。
時間の経過と共に美しさを増していく様は、象牙をおいて他には存在しません。
また天然材特有の品質は初代より「象牙の品質はお店の信用」の言い伝えを元に、全て店主の目利きを担保にし、国内最高峰の素材のみを厳選して安心を提供します。
いずれも他ではなかなか手に入らない至極の一品。
本物は歴史が証明しています。
象牙材は現在輸入がストップしております。国内の在庫量の関係でサイズ・ランクにより多少の価格のバラツキがありますが、ご了承下さい。
種の保存法に基づき、特別国際種事業者(象牙製品等を取り扱う事業者)経済産業省 登録番号 第02931号として環境省及び経済産業省管轄のもと、ルールに基づいて象牙印鑑、材料の取り扱いを行っておりますので、安心してお求めください。
商品の詳細はこちらから>
__________________________________________
カテゴリ 法人向け印章具
用途 法人印
素材 象牙/ハード/極上
印材の直径 21㎜丸・19.5㎜丸・18㎜丸
印材の長さ 75㎜丈
印材の形状 天丸
印材のオプション 鞘付
ケース/表側 KF製ワニ革・燻金枠
ケース/内側 青フラッシュ
ケース/肉池 セル蓋
彫刻内容 法人名+代表者役職名印
__________________________________________
象牙印材の特徴
【象牙の魅力】
古来より印鑑として最高の素材は象牙と言われています。
その理由はアイボリー色の美しさや、所有欲を満たすだけでなく、他の素材では代替えできない特徴を備えるからです。
最大の魅力は、エイジング。
使うほどに写りが良くなり、印鑑としての性能が上がっていく点にあります。
象牙は象牙質と呼ばれる人間の歯と同じカルシウム成分のため、朱肉を付けるごとに朱の油を吸い上げていきます。
そのため使えば使うほど朱肉に馴染み、結果的に写りが良くなっていきます。
【象牙の硬さ】
天然素材の中では最も硬いのが象牙です。
硬いこと=丈夫であると言えます。
一方で「硬いと捺しにくい」と思われている方もいますが、印鑑は硬いほど捺しやすいのです。
例えばガラスの上で捺印した場合、綺麗に捺せるのは歪みの少ない硬いものであることは想像できるかと思います。
硬い平らな面と相性が良いのは硬い平らなもの、つまり丁寧に面を平らにした硬い象牙は、捺印に最も適しています。
【象牙のとり出し方法】
鈴印の象牙は全て職人が手でとり、職人が手で彫っています
象牙のとり出しに関して、現在は機械化が進んでいますが、鈴印で仕入れる象牙は全て職人の手作業によるものです。
手作業だからこそ分かる品質、手作業だからこそできる一切の無駄を出さない加工。
人の手は全てを理解し、最適解でとりだします。
彫刻方法
象牙材は全て手書きで文字デザインをし、手で彫ります。
細かく分けると8工程を経て、美しい文字、捺印しやすく、唯一無二を実現しています。
書体の選び方
手彫りと最も相性が良い書体は、印相体や篆書体などの、曲線を多用する書体です。
また最近では文字デザインに職人の意匠や個性を反映しやすく、複雑で重みのある印相体が一番人気。
他にもオシャレな雰囲気のSK印相体Ⅱや、お札にも捺してあり歴史を感じる篆書などもオススメです。
ケースの詳細
ケースはこちらも日本でただ1人の、手作りの職人が手がけたKFケース。
手でとり出した印材に合わせ、1つ1つ作り上げています。
象牙の取引について
国内での象牙製品の製造や売買は、ワシントン条約および日本の法律で正式に許可されているため、合法です。
しかしながら、全く自由に取引が許されているわけではありません。
絶滅のおそれのある野生動物の種の保存に関する法律によって、象牙製品等の製造・売買を行う事業者は登録が必要になります。
鈴印は種の保存法に基づき、特別国際種事業者(象牙製品等を取り扱う事業者)経済産業省 登録番号 第02931号として環境省及び経済産業省管轄のもと、ルールに基づいて象牙印鑑、材料の取り扱いを行っておりますので、安心してお求めください。
鈴印では象牙の真実をまとめた「象牙専門」サイトを運営しています。