ここ最近思うことが多いのが「自分の常識は、人から見たら非常識」ってコト。
自分じゃあまりに当たり前すぎて「えっ?知らないの?」って話も、人から見たら「えっ?何それ?」って感じ。
そんなご指摘を受けて、ちょっと前に書いたブログがゴム印はセパレートタイプが便利です
組み合わせのゴム印ですね。
自分じゃあまりに当たり前なんだけど、意外に知られていなくて、まだまだ情報発信が足りないな〜なんて感じた出来事でした。
で、実際そんな出来事を自分でも体験したので、そんなお話をしてみようかと思います。
自転車は細かいカスタムが可能だった
そろそろ4歳になる自分の息子に自転車を買ってあげようと、自転車店さんを巡ってました。
やっぱ最初は情報収集すべく、量販店を巡りました。でもなかなか疑問に対して要領を得ません。
例えば・・・
「4歳だとどのくらいのサイズがいいんですか?」
「だいたい14インチ〜16インチですね」
「黒がいいんですけど、これの黒ってないですか?」
「この車種は白と青しかありません」
「これだと足が地面につかないんですけど、やっぱ小さいの買うしかないんですかね?」
「そうですね〜」
本当だいたいそんな感じでした。おまけにお店によって品揃えも全く違うんで、一体どうしたらいいのの?色々聞けば聞くほどに決められなくなる、そんなスパイラルに陥りました。
仕方ないのでまずはネットで調べ、あたりをつけてお店に足を運ぶ作戦に切り替えました。
そしてとある専門店にお邪魔すると、そこでは明確な答えが。
「4歳だとどのくらいのサイズがいいんですか?」
「だいたい14インチ〜16インチですけど、結局小学生になる位まで乗りますから、長く乗れるコトを考えると16インチですね」
「(ネットで探した)こんな感じの黒がいいんですけど、これの黒ってないですか?」
「この車種は白と青しかないんですよね。それにそもそも子供用の自転車って黒がすごく少ないんです。それにお客様がネットで調べられた黒い車種はペダルが空回りしない、つまり後ろに回すと後ろに下がるタイプなんで、お子様には少々危ないかなと」
「これだと足が地面につかないんですけど、やっぱ小さいの買うしかないんですかね?」
「大丈夫ですよ。ハンドルを削って短くしたり、サドルも削ってもっと低くなります」
明確!
まあ何が驚いたってね、サドルの軸って削って短くできるんですね。
いやはや、やっぱプロに聞いてみないと分からないコトって多いですね。
圧倒的な知識がありますから、その中からお客に合ったご提案をしていただける。
やはり専門的はお客の常識を変えるんですね。
法人登録印も細かいカスタムが可能だった
こちらはお客様にお問い合わせいただいた初めて知った事例。
「法人印を作りたいんですけど、外側の枠がなくてもいいんですか?」
私のこれまでの常識ですと、ダメだと思ってました。
って言うのは、個人の印鑑登録の場合は役所に申請しますが、そこでは枠が欠けているのはアウトだからです。
しかし法人印を登録するのは法務局。改めて確認しますと
「え〜そのくらいなら大丈夫ですよ」
なぬ!
ついでなので色々お尋ねしますと、特に社名が入ってなくても、代表誰々が入っていなくても大丈夫とのコト。
しかしこんな補足がありました。
「やはり申請者の方に『これで』って言われちゃうと受けざるを得ないのが現状ですが、あまり規格外のですと押すたびに先方さんから『これが実印ですか?』って毎回確認されて、結局作り直すって場合が多いようです。」
基本的に法務局の印鑑登録のルールは
「印鑑の大きさは,辺の長さが1㎝を超え,3㎝以内の正方形の中に収まるものでなければなりません。」
とだけです。
最後に
これ、どちらの事例も知っている人からしたら「えっ?知らないの?」だけど、知らない人は「えっ?そうなの?」ですよね。
やはりプロ、しかも専門店である以上はこの「知識」は必須です。
知っていることがもちろん一番ですが、仮に知らなくても聞いて答えを出せる状況は作っておかなければならない。
だって専門店が知らなくては、誰に聞けばいいの?って話になりますからね。
おかげさまで鈴印には日々全国から、様々なお悩み事や疑問のお問い合わせをいただきます。
もちろん全部知ってるワケじゃないですから、その都度調べ何らかの答えを出します。
でもそれってお客様の疑問があって初めて成り立ちます。
つまり専門店の常識を変えていただけてるってコトなんですね。
なので、ハンコに関して何かご不明な点がありましたら、ぜひお問い合わせくださいね。
やっぱお客として困って足を運んで解決していただけると自分もそうありたいと思いますし、逆に自分の立ち位置も見えます。
いやはや、古臭い常識に縛られてたら大変ですね。
なのでそんなワタクシの常識を変えるべく、驚きのご提案・・・
お待ちしております♡