正直に言います。
完全に忘れてました。こちらのコーナー。
鈴印の大切なお客様
言い訳をさせていただくならば、こちらのコーナーはそもそも日頃Facebookのコメントなどでやりとりをしている方をご紹介するコーナーでした。
でもワタクシすっかりFacebookの投稿を忘れておりまして、、、汗
すると誰ともやりとりをしていませんから当然・・・コーナーの存在すら忘れる♡
でも久々にこの方からのスペシャルなご依頼に、思い出すことができましたとさ、、、なんのこっちゃ^_^
株式会社カケラデザイン 代表取締役 吉田貴彦様
鈴印は多くの強力な人の支えで、今があります。
逆に言うと、その人がいなければ、多分今頃なくなっていると思われます。
その中でも間違いなく、トップ103位以内に入るのがこちらのお方♡
株式会社カケラデザイン 吉田貴彦社長
まあこちらのブログでも何度もご紹介してますので、ご存知の方も多いでしょうか。
でも改めて、今ご紹介することに意味があるのかもしれません。
だってね、お世話になった一覧を書き出すと・・・
- 鈴印ロゴ制作
- 鈴印のフライヤー制作(フライヤー・ショップカード・鈴印新聞・・・)
- 店内の天井の壁紙の監修
- のぼり制作
- 駐車場サイン制作
- ホームページのグランドデザイン制作
- オフィシャルムービーの制作
- SK印相体の生みの親
思いつくだけでそんなもんで、多分まだまだあります。
そして今なお鈴印が進めているコンセプトは、そもそもこの方の一言。
「ブランドを作るには途方もない時間が掛かります。御社にはそれがあるのに・・・」
当時数千円のアイテムばかりに力を入れていたワタクシに喝を入れていただき、鈴印がリスタートした経緯がございました。
つまりカタチあるデザインをお願いするってより、ブランドコンサルとして鈴印を支えていただいている欠かせない存在。
そう考えると、トップ102位以内に入るのかもしれません♡
また各方面よりお褒めのお言葉をいただいているHPは彼の直感に依るもので、その完成度はサイトの信頼性という意味でも本当ありがたく思います。
また鈴印には現時点でオフィシャルムービーが2つありますが、こちらも彼のイマジネーションの賜物。
だってワタクシ言われるがままに、横でボーッとしてただけですから。
そしてこちらのブログをご覧の方に最も関係があると思われるのが、鈴印オリジナル書体とうたっている「SK印相体」の、生みの親であること。
SK印相体誕生のきっかけは1枚のフライヤーでした。
こちらのフライヤー中央に輝く金色の「俊」の文字を見てワタクシ衝撃を受け、直線で印鑑の文字をデザインするコンセプト使用にご快諾をいただき、鈴印の伝統的な印相体と掛け合わせて完成したのがSK印相体でした。
その経緯のオマージュとして「スズイン」のS +「カケラ」のKで、SK印相体と命名させていただきました。
そう考えると、トップ101位以内に入るのかもしれません♡
ご注文いただいたのは認印でした
思えば夏頃の押印廃止の大合唱。
それによって多くの認印は義務から任意に変わっていくと思われます。
ワタクシそれでいいとさえ思っている部分があります。
だって義務って嫌がられるけど、任意ならその方の意思。
元々、印は権力者の象徴。
押印は自身のブランディングのための印(しるし)でした。
またブランディングとは焼印の意味、つまり区別の意味が語源にある。
つまり印を捺すことそれは即ち、他者と異なるご自身を印(しるす)ことに他なりません。
感性が驚くほど高い彼は、きっとそれを感じたのかもしれません。
だからこのタイミングで認印のご注文でした。
さすがでございます。
そう信じたいと思います♡
また日々お店を運営していると、ありがたいお客様と、密かにめんどく○○っていうか、あまりありがたくないお客様がいらっしゃいます。
そして今回のカケラ氏は、その後者w
だって分かってもらえると思うんですけど、鈴印のコンセプト考えてくれて、しかもSK印相体の基礎を作った人ですよ?
やりにくいったらありゃしない。
しかも彼の大胆さと繊細さを知ってますからね。
本当何回「デザイン自分で考えたら?」って言ったことか(実話)
そんな感じで、今回は鈴印にしては珍しい、お客様主導でのデザイン制作となりました。
いつものように彼がノートを開いてペンを取ると物語が始まります。
何もないところからデザインのカケラを集めて、カタチが生まれます。
ちなみにその向かい側ではワタクシも色々書いていましたが、最終的にカケラ氏のデザインを採用させていただいたため、そのラフを特別に許可をいただき掲載させていただきます。
こちらを基に僭越ながら、ワタクシめが印章にするための手書きの判下に落とし込みさせていただきました。
実はここに至るまでワタクシも何度か書き直しをしています。
彼が厳しいことは重々承知しておりますんでね、せめて自分が納得したものでないと、どうせ指摘されますからね。
最終的に「いーっすね!」のお言葉をいただいた時は、ここ最近のストレスが全て解消されたような気分でした。
そう考えると、トップ125位でもいいのかもしれません♡
最後に
かつて昭和のチャラ男と呼ばれた吉田社長も、今ではすっかり大社長の貫禄を備え持たれています。
それはきっと宇都宮に限らず、全国の名だたる企業様のデザインを手がけられた実績もあってのことかもしれませんが、ワタクシめにも嬉しいお言葉をかけていただきました。
どうせ急ぎじゃないだろうとのんびり取り掛かろうと思っていたら
[speech_balloon_left1 user_image_url=”http://suzuin.co.jp/blog/wp-content/themes/muum_tcd085/img/common/no_avatar.png” user_name=””]ここ最近一番楽しみにしてるんですから。[/speech_balloon_left1]
このお言葉でワタクシ火がついて、一気に彫り上げることができました。
そしてお渡しの際にも一言。
[speech_balloon_left1 user_image_url=”http://suzuin.co.jp/blog/wp-content/themes/muum_tcd085/img/common/no_avatar.png” user_name=””]捺すのが楽しみ〜![/speech_balloon_left1]
多分この仕事をしていて一番嬉しい瞬間は、この「捺したくなる」ってお言葉かもしれません。
だって印章の目的はそれですから。
おかげさまで自分の仕事をする意味を再確認させていただきました。
今回もまた貴重なアドバイスをいただき、ありがとうございました。
やっぱトップ101位ですね♡