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ドコモケイタイとの戦い♡

  1. 社長ブログ
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長くお店を続けていると、色々なことを継承することになります。
多くは良いことですけど、中には良くない引き継ぎもあったりします。

記帳するたび疑問に思ってたんです。
「ドコモケイタイ」ってなに?
毎月月末になると約2万円くらい引き落とされてるんですけど、そもそも大きな疑問がありました。
ウチでは誰もドコモ使ってないんですけど・・・
確かに以前親父とお袋はドコモ携帯を使っていました。
だからその辺と関係するのかな?と。

もう1つの疑問もあります。
それはお店の電話料金がどこからも引き落とされていない。
それらを合わせて考えると、導き出される答えは1つです。

この「ドコモケイタイ」は、多分お店の電話料金なんだろう。
そして過去にワケの分からないまとめてお得的なのに入っちゃって、合算になっているんだろう。

でもそれにしても高い。
だって鈴印は、いわゆる迷惑電話のようにガンガン営業電話をするわけじゃないんで、そんなに通話料がかかるはずもない。
ちなみに請求書も送られてこないため、請求先が分からない。
気持ち悪いんで過去に何度か解決に向けて動いてはみたけど、その都度大きな壁が立ちはだかり断念。
でも今のワタクシはダイエットにも成功し、記録をつけて対策を練る力も身につけました。
解決しないことは気持ち悪い。
とことん解明してみようと本腰を入れて動き出したところ・・・

今回はその奮闘記になります。

ドコモケイタイは何も教えてくれない

まず最初は正攻法、ドコモのお客様サポートに電話。
とにかく繋がらない。
ざんざん待たされ、なぜか自動音声で「今回のご相談内容を30秒以内でお話ください」とのガイダンス。
それはまるで留守電に話すかのように「通帳から謎の引き落としがあるので、それを解明したい」と、これまた意味不明なワタクシの伝言。
肩で受話器をはさみ、違う作業のためキーボードを叩き、繋がるのを待ち、耳が痛くなった頃にようやくオペレーターに繋がりました。

オペレーター
大変お待たせ致しました。
今回のご用件をお伺い致します。

ワタクシ
さっき言ったジャン

ワタクシ
通帳から謎の引き落としがあるので、それを解明したいんですけど。

オペレーター
ではお客様のドコモのお電話番号をお教えください。 

ワタクシ
それが今ウチでは誰もドコモの携帯を使ってないんですよ。

オペレーター
それでは以前どなたかがドコモをお使いになられていましたか?
そのドコモのお電話番号をお教えください。

ワタクシ
多分父ですが、すでに10年くらい前に他界しているので、電話番号も分かりません。

オペレーター
誠に恐れ入りますが、個人情報保護の観点からご本人様でないと回答できません。

ワタクシ
いや、だから死んでるんですって。

オペレーター
ご本人様でないと回答できません。

ワタクシ
いや、でも、私はドコモケイタイに毎月2万円引き落とされている会社の代表者です。
ドコモさんで調べてもらえないならどうすればいいんですか?

オペレーター
少々お待ちください・・・

またしても気が遠くなるほど待たされ、ようやく再度会話することができました。

オペレーター
先程のお話ですと、ご使用の番号の方は亡くなられていて、名義は会社から引き落としされているとのことですね?
その場合ご本人様を確認するために、個人様名義の場合は戸籍謄本とご本人様の身分証明書を、法人様の場合は全部履行証明とご本人様が属していることを証明する名刺等をご持参の上、お近くのドコモショップまでお越しください。

ワタクシ
えーと、まず個人契約か法人契約か教えてくれないから分からないんですよ。
それで役所と法務局に行って証明書を取りに行かないといけないワケですよね?
これ仮に時間を割いて取りに行っても、窓口でまた「調べられない」って言われる可能性がありますよね?
ってかそもそも引き落としを調べるだけなのに、なんで全部履行証明まで必要とするんですかね?

オペレーター
ご本人様を確認するために個人様名義の場合は戸籍謄本とご本人様の身分証明書を、法人様の場合は全部履行証明とご本人様が属している名刺等をご持参の上、お近くのドコモショップまでお越しください。

ワタクシ
まさかのリピーター♡

そういえば前回の数年前も、この流れで断念していたことを思い出しました。
でも今のワタクシは違います。
徹底的に行きます!
過去の山積みになっている書類の中から、それはまるで警察の家宅捜索のごとく、1枚の書類を探し出しました。

なかなか見つからない。
探しながら今後の対策を練ります。

  • 特定のため、言われるがままにドコモショップに行くのは時間の無駄
  • じゃあ強制的に口座引き落としを解約しちゃおう
  • 引き落としができなければ請求書が送られてくるはず
  • でももし引き落としができなくて電話回線を止められたら、お店の電話だから致命傷になるため避けたい
  • もし請求明細がネットでログイン方式だったら、一巻の終わり

結局電話回線という人質を取られている以上はリスクは避けられないんだな、などと思いつつ捜索を続けると、ついに発見。
するとその契約書には、更なる驚愕の事実が・・・

なぜか奥様の名義♡

もうワケ分からんですよ。
ただ1つの救いは、契約の個人が特定できたから話が進む。
そしてこんな時のウチの奥様は超強い♡
全てを委ね戦っていただきました。

ドコモケイタイは何も分からない

事の顛末は以下の流れだったそうです。

  • 今回のドコモは契約から2年後に解約されているため、その番号での回線は見つからない
  • 収納代行のNTTファイナンスに電話してくれ
  • NTTファイナンスに電話するも、こっちの電話番号を聞くこともなく、分からないの一点張り
  • 分からないからとりあえず口座振替を解約してくれ
  • 請求書が届くから、そこにある連絡先とやり取りしてくれ

ひとまずこの時点で、ワタクシの想定する対策「口座振替の解約」で間違いないことが確定できました。
それにしても引き落とし名義のドコモケイタイでも、引き落とし先のNTTファイナンスでも、何も分からないことにびっくり。

まあ振り返りますと、この契約をした頃って親父が他界したりワタクシが結婚したりと、大きな出来事が重なっていた時期。
かつ社長とは名ばかりの、ただの職人だったワタクシが適当に対応していた問題などが重なって、複雑化してしまったようです。
とはいえ、人様からお金をもらっているにも関わらず、誰も責任を負わない姿勢は、さすがの一言です♡

最後に

そんなワケで早速解約手続きを行いました。
これで月末の引き落としはなくなりました。
そしてその後、請求書が届くことでしょう・・・多分。

さて、この後一体どんなドラマが待ち受けているでしょうか?
もちろん続報をお届けします。
乞うご期待♡

続きは以下から

 

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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