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鈴印オフィシャル動画「実印は親から子への贈り物」編、撮影秘話

  1. 印鑑の物話
  2. 266 view

先日の公開と共に本当に多くの方から多くの反響をいただきました新しい動画
「実印は親から子への贈り物」編。
今回はその撮影秘話なんぞをお伝えしたいと思います。

密かに構想は、現在サイトトップに掲載しているブランドムービーを公開した2019年2月18日当時でした。

上記ブランドムービーは、どちらかというと私たち鈴印側の映像。
こんな人が彫っていて、こんなお店で販売してますよ、ってお店紹介。
でも本当に大切なのはみなさま側、つまり実印を購入される方のストーリーなのでは?なんて意見が飛び交っていたからです。
とは言えですね、こういった撮影って諸条件でやっぱ難航しちゃうもんです。

そこから1年半以上の時を経て、まさかこんなに世間でハンコが注目されている真っ只中に完成することになろうとは、全くもって予測していませんでした。

構想を具体化する流れ

動画の構想は1人のデザイナーと、私の2人で何度も何度も話し合いました。
ざっくりとしたイメージはある。
じゃあ場所はどうするか?キャスティングはどうするか?
進んでは止まり、また進んでは止まり。なかなか光が見えてきません。
特に難航したのがキャスティング。
プロに頼もうか?誰かコネクションは持っていないか?やっぱ贈られる側のお子さん役は男性より女性だよね?二十歳くらいの女の子の知り合いいない?
全く誰も浮かばないおっさん2人♡
なんか年齢を痛感してガッカリっすよ。

そこでチームに入っていただいたのが、あのアゴや顔の広いカメラマン♡
「誰かいない?」
「いない」
進展なし♡

それまで親役と子役は別でなんて設定だったんです。
話し合いを進める中で、実際の親子のがいいんじゃない?なんて意見。
切り口を変えると突破口はあっという間に見つかります。
「いた!」

「でも受けてくれるかな?」
「大丈夫だよ、あの人出たがりだから♡」

そんな悪口を言ってゲラゲラ笑いながら、いざ依頼する時は結構緊張するものです。
とある飲み会で気分良く飲まれているタイミングを見計って突撃依頼。

「いいよ!でも娘にも聞いてみるわ。」

場所も二転三転しました。
ロケーションかスタジオか。
デザイナーの頭の中にある映像を具現化するため、それに必要な設備が整っている場所。
カメラマンが一言。
「あそこなら完璧じゃない?」
そこもまたワタクシが仲良くさせていただいているあの場所でした。
こちらもまた「いいよ〜!」のご快諾。

まあ全部身内みたいな人たちなんですけど、全ての条件が整い、いざ当日を迎えることとなりました。

撮影でお世話になった方々

モデル:お米ひろばさとうさん親子

まずは今回の主役です。
お米ひろばさとうさん親子、社長の佐藤さんとは結構昔からのお付き合い。
最近すっかり投稿をするのを忘れているこちらもお客様コーナーに数回ご登場いただいております。
今回ご出演いただいたお嬢様も、本当小学生の頃から知っていますしね。
誰に似たのか?その頃から遊び心満載の発言に、ワタクシいっつもアタフタさせていただいておりました♡

映像をご覧いただくとお分かりになるかと思いますけど、お二人とも堂々とした佇まい。
きっと出たがりの予想は、やっぱ間違いではございませんでした♡
今回を取り仕切るデザイナーは、結構恥ずかしくなることを容赦無く行ってくるワケっすよ。
にも関わらず、見事にこなす強心臓っぷりは、さすがの血筋でございました。

ちなみに撮影後に「もうしばらくパパの顔は見たくたい」とはお嬢様談。
親子で見つめ合うシチュエーションはさすがに照れますわな。
そして願いが叶ってか、この後ご家庭でご喧嘩をなされ、本当に顔を見ないことになっているとか、なっていないとか♡
多分ワタクシは関係ないと思われますが、何はともあれありがとうございました!

スタジオ:abitoさん

こちらもまあ長いお付き合いです。
abito社長の堀さんには、お客様コーナーの初期にもご登場いただき、また長男の七五三でもお世話になりました。
今回プロジェクターの映像と実際の人物とが入り混じる画を想定し、広い白い壁が必要でした。
スタジオ撮影も得意とするabitoさんですから、撮影舞台が入る前にも細かくご意見を頂戴することができました。
また撮影機材はもとより、現場で「あっ!」ってなりがちなツールも全部揃ってて、プロはすげーとここでも驚かされることになりました。

またレンタル衣装店さんでもありますから、遊び心満載の小道具だって。

鬼滅の刃で刀が超ブーム?らしく、ワタクシ的にも大興奮♡

それにしても日頃様々なお客様の楽しい思い出の撮影をされている実績か、はたまたご本人様のお人柄なのか、堀さんいると場が盛り上がるんですよね。
ありがとうございました!

撮影:A.K.art_worksさん

もうね、A.K.art-works饗庭氏は鈴印ブログに出過ぎてピックアップできません。
なので#饗庭をご覧ください。
その中でも真骨頂はこちらのアウディの壮行会での撮影でしょうか。
今見ても圧巻でございます。

鈴印のHPもそうですし、マスターピースの撮影などもこの方。
日光アイスバックスのオフィシャルカメラマンだけあって、その腕は超絶確か。
とりあえず写真や動画などをちゃんとしたい時には、全てお願いしており、今回も迷わずお願いさせていただきました。
もちろん冒頭のブランドムービーの撮影もこの方でございます。

ま、相変わらずさすがの圧巻の一言です。
今回もありがとうございました!

総監督:カケラデザインさん

全ては彼との重ねに重ねた打ち合わせから生まれました。
カケラデザイン社長吉田貴彦氏との時間は、いつも8割が雑談♡
2時間の打ち合わせでも実際に内容つめてる時間は20分くらい。
言うなれば頭のストレッチが長い。言い換えるならお互いに集中できる時間が短い♡
この方もブログに出まくりですので#カケラデザインをご覧ください。

ワタクシからコンセプトを伝え、頭の中に映像を描いてくれました。
それを絵コンテに起こし、必要なコンテンツをまとめ、準備から本番まで彼の手中。
当日の演技指導から、ワタクシが用意するお茶のタイミングまで♡
そして映像を基に編集をお願いしました。

世の中はカケラでできていてそれを集めてカタチにする、企業理念。
まさに今回の映像もその真骨頂でございました。
ありがとうございました!

最後に

本当とっても楽しいひとときでした。
そりゃそうです、だってほぼ同窓会みたいなもんですから。
撮影時以外はほぼほぼずっとみんなでゲラゲラ笑ってましたからね。
惜しかったのは集合写真を忘れちゃったこと。
でもま、そんな全部が映像に詰まっていると思ってご覧いただけたらと思います。

ほぼ文化祭のノリで一貫して行った、鈴印オフィシャルムービー「親から子への贈り物」編。
この時期だからこそ、より意味がある内容になった内容を、改めてご覧ください。

 

 

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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