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本当に困った時に助けていただいた体験

  1. 社長ブログ
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人間誰しもトラブルは避けていきたいですね。

だからできるだけ備えます。

君子もおっしゃっています「危うきに近寄らず」

 

しかしながらどんなに備えても、その時は突然やってきます。

そして思わぬ形で助けていただいた、そんな体験をしました。

 

 

まさかのタイミングで車のバッテリーがあがる

時間は夜の21時頃。

場所は市内を走る片側2車線の比較的交通量の多い道路、日頃妻の運転する車を私一人で乗っていました。

またこの時間には珍しく、降りしきる強めの雨。

 

もともと左側を車列に乗ってゆっくり走るタイプではないため、その時も先へ先へと少しでも早く目的地にたどり着こうと走行。

その時は右側車線で(あの左前を走るミニバンが遅いから、その前に入ろう・・・)

そんなコトを思いつつも一般道ですから予想外の連続で右車線の動きが急に遅くなり、残念ながらその位置に入り込むことができず、そのまま右車線を走行。

しばらくそのまま進み、信号機のある交差点手前で停車。

 

すると突然、それはまるで停電したかのように車の全てのライトが消灯。同時にエンジンも停止。

一瞬ワケが分かりませんね。何が起こったのか?

ちなみにその時の位置関係はこんな感じ。

 

とりあえずエンジンを再始動しようとスタートボタンを押すも、全く反応せず車内の一部の警告灯が点滅するのみ。

(あちゃ〜)ですよ。

多分バッテリーあがりだな?と思い、まずは後続車にそれを伝えないとと思うも、当然ハザートランプはつきません。

非常停止板は?

自分の車じゃないから、あるかどうかも分からず、いやそもそもテールゲートも電動のために開かない。

しかも幸か不幸か車列の最後尾。

 

ここで最初に頭をよぎるのは追突ですね。

青信号なら比較的速度の乗りやすい場所、しかも夜中で外は結構な雨。

結構やばいっす。

なので車から降りて車の後ろで、とりあえず灯りといえば携帯ですから、それを持って手を振って異常を後続車に知らせる。

先頭車に気づいてもらえたタイミングでロードサービスに連絡を試みるも、なかなか車が途絶えずに電話ができない。

もちろんそれすら見落とされて追突の恐れもあります。

車の移動ができない、ライトも表示板もないから追突されるかもしれない、しかも連絡をする時間の余裕がない。

 

いやはやどうしたもんか?と軽いパニック状態に陥りましたね。

そんな時、私の目に非常に違和感のある光景が。

 

 

救世主現る

状況はなんとなく伝わってますかね?

2車線ある右側車線を私の車が遮り、全ての車はその手前で合流して左車線へ、の状態。

そんな中、その左車線の左側の歩道に、ハザードランプをつけて止まっている一台の車。そして車から降りた歳が30歳くらいのかなり筋骨隆々な男性がこっちを見ています。

狭い区間にわざわざ車を止めてこっちを見ている、明らかに違和感ですよ。

 

それを見た最初の私の印象は「なんか文句言ってくんのか?」

まあ正直、邪魔だとか文句言われると思ったんですよ。

ところが、かけていただいた言葉は・・・

 

「大丈夫ですか?」

続けて

「ライト点いてなく止まってったんで、困ってらっしゃるのかと思いまして。」

 

それに対して私の返事は

「困ってます。かなり、、、汗」

正直者♡

 

状況をお伝えし、とにかく追突が危険とのことで、わざわざご自身の車を移動させて、私の車の後ろにつけて停車していただきました。

おかげさまで冷静さを取り戻せ、関係各所に連絡し、無事レッカーの手配まで済みました。

 

まあ実際にレッカー車が到着するまでには約1時間ほど掛かりましたかね。

だからその間は1車線を塞いでしまって、本当みなさんにご迷惑をおかけしました。

すみませんでした。

 

そしてその待ち時間の間にも、その方はずっと付き合ってくれました。

「大丈夫っす。自分、この後何も予定ありませんから、レッカー車来るまでお付き合いしますよ」

 

(ほんと何でこんな良い人がいるんだ?何のメリットもないのに?)

日頃メリットだデメリットだ物事を考えちゃってる悪い癖なんでしょうかね?そんな風にしか思えない悲しいさ。

逆にその方に興味が出て、まあ時間もあったので色々お話させていただきました。

 

伺えばその方のご職業は消防士さん。

しかも過去には救急とかのご経験もあったそうです。

それで何となくピンときたんですけど、多分いずれもも困った人を助けるご職業ですよね?

だから困った人がいると声をかけられるんだろうなと。

 

私もさらに興味が出て「やっぱ今回みたいに故障車とかに出くわすこと多いんですか?」

「なぜか自分めっちゃ多いんすよね?先週もありましたもん。」

予想的中♡

 

これって意識の違いなんだと思います。

だってそもそも私の場合恥ずかしながら、日頃街中で「困った人がいたら助ける」って発想がないですもん。

だから見て見ぬ振り。意識にも記憶にも残っていない。

だけど「困った人がいたら助ける」とマインドセットされていると、躊躇せず動けるんでしょうね。

 

なんかこれって私からすると勇気ある行動なんですよ。

でも彼からすると当たり前。

いやはや、人としての器の違いをこれほどまでに決定的に感じた瞬間はありませんでしたよ。

しかもお名前を伺っても

「いや、自分は別に・・・すいません」

なんなんだ、この格好良さは。

 

久々に「自分もこうありたい」と憧れる人に出会いました。

まずは困った人がいたら声をかけてみよう、そんなところから初めてみたいと思いました。

本当に心からありがとうございました。

 

 

バッテリーが上がった時の流れ

なので早速ですけど、困った人のお役に立てればと思い、車が緊急停車しちゃった時の流れを記しておきます。

 

まず最初に私はJAFが頭によぎりましたが、会員になっているか一瞬思い出せませんでした。

そのために車を購入したディーラーの営業の方に連絡。

「それなら保険でロードサービス無料で受けられるんで、そちらにご連絡された方がいいです」

 

そして次に保険の担当の方に連絡。

「分かりました。あとはこちらで全て手配しますからそのまま安全なところで待っていてくださいね」

と、すぐにロードサービスに連絡していただいて、返信待ち。

ロードサービスから電話があり、場所と名前を伝えてその場で待機。

近くのレッカー業者さんから直接連絡があり、再度場所を伝えて待機。

みなさん非常に的確かつ丁寧な応対をしていただきました。

ちなみに金額は契約によって変わるとは思いますが、いずれも今回は無料でした。

 

で、一瞬迷ったのがそのあと。

車の移動場所をどこにするか?

  1. 自宅やお店の場合、運べるけどエンジンはかからないため、翌日またレッカーを依頼する
  2. レッカー会社で預かってもらえて、翌日指定の修理工場まで届けてもらえる

今回は一人だったんで預かっていただき、翌日ディーラーへ運んでもらいました。

 

※ただし、運転手の移動はレッカー業者さんはできないため、別の足を考えないといけない

 

それもありがたいことに今回は、先ほどの救世主の彼が送ってくれました。

何から何まで本当にありがとうございました。

 

 

最後に

自分で言うのもなんですが、ワタクシ比較的あまり慌てない方だと思っています。

ま、慌てていないように見えてるだけと言う噂もありますが。

でもやはり突然訪れる身の危険や周りへの迷惑を考えると、かなり慌てるモンです。

 

今回の場合も後から冷静になって考えると以下の流れになるかと思います。

【2車線の右側で車が動かなくなっちゃって停止板を出せない場合】

  1. 発煙筒を炊いて、安全確保と後方への周知
  2. 保険の担当の方に連絡し、ロードサービスの依頼
  3. 時間がかかる場合は、警察に交通整理連絡

自分と周りの安全確保→救助依頼→交通整理依頼

そんな順番になりますかね。

いずれにしても1回シミュレーションしておくと、いざという時に少しは余裕を持って臨めるかもしれませんね。

 

それにしても今回もまた、本当に多くのみなさんに助けていただきました。

この場を持ってもお礼したいと思います。

みなさんどうもありがとうございました。

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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