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お知らせ

会社の印鑑のキャップ(さや)だけも販売してます

鈴印では会社の印章の鞘(さや)と呼ばれる、キャップだけの販売もしています。

ネットであちこち探しても、なかなか見つからない鞘。でもないと本当困るのが鞘。
だって大切な印面が剥き出しのままですから。
何とか保護してあげたい。

みなさんからそんなご要望を受け、最適な商品を見つけましたので、2018年2月20日から販売を開始しました。
また今回より新たに、ラインナップに牛角シリーズも追加になりましたので、改めてこちらでもご紹介します。

 

会社の印鑑のキャップ(さや)だけも販売してます

どこにでも売ってそうで、なかなか売っていない鞘の単体。
でもそれには理由があります。

印章に使われる印材は天然材であること、また最終的に職人が1つ1つ手作業で削り出しているため、微妙な誤差が生まれます。
そのため鞘は、印材が出来上がった後に、それに合わせて削り出します。
つまりオーダー靴のように、印材の形に合わせて作るのが鞘です。

対して今回ご紹介する鞘は、靴で言えば多少のサイズオーバーは紐で縛って調整する、そんな汎用性の高いアイテムです。

 

スマートキャップ/柘植

こちらは柘植の「スマートキャップ」

外から見た感じは、普通の鞘となんら変わりません。
ところが、ひっくり返してみると・・・

内側に敷き詰められた金属のバネで挟む形状で、ある程度のサイズに対応することができます。
※適合サイズは後述します。

金属じゃ印章自体を痛めないのか?
そんな心配もご無用。

金属の先端は切り込みに収まり、印材に触れる部分は面で当たるようにカーブしているため、出し入れの際にも傷がつかないようになっています。

スマートキャップの購入はこちらから>

 

プロテクトキャップ/黒水牛

こちらは黒水牛の「プロテクトキャップ」
柘植のスマートキャップとは形状が若干異なります。

水牛は柘植と比べて密度が高いため、抜けなくなる原因は密着です。
※抜けなくて無理矢理引っ張って破損する場合が多いようです。

密着によって真空状態になり、抜けない場合がほとんどのため、構造を変えて対応しています。

内側の淵に見えるギザギザ部分が張り出て、ギザギザ部分だけで印材を挟み込む形状。
つまりギザギザ下に空気の逃げ道ができて、密着を防ぐんですね。

文章にするとわかりにくいですが、柘植のスマートキャップが金属のバネで挟み込むのに対して、こちらのプロテクトキャップは入り口だけで挟む形になっています。

プロテクトキャップ黒水牛の購入はこちらから>

 

プロテクトキャップ/牛角トビ

今回より新たに発売開始となる、牛角シリーズ。
牛角は、透き通りそうなクリーム色が特徴で、そこに鳶色が混じっているのが「トビ」です。
ちなみにクリームの色合いが美しく、かつ割合が大きいほど、高級とされています。

形状は黒水牛と同じ構造になります。

1点ご注意いただきたいのは、お手元の印材の色合いと全く同じになることはかなり難しい点です。

多少の色味の違いはご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。

プロテクトキャップ牛角トビの購入はこちらから>

 

プロテクトキャップ/牛角上白

今回より新たに発売開始となる、牛角シリーズ。
牛角の中でもクリーム色だけで美しいクリーム色だけで構成されている、最上級品がこちらの上白です。

形状は黒水牛や牛角トビと同じ構造になります。

またこちらもご注意いただきたいのは、お手元の印材の色合いと全く同じになることはかなり難しい点です。

同じ上白同士でも微妙に色味が違います。
その辺りはご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。

プロテクトキャップ牛角上白の購入はこちらから>

 

対応サイズと注意点

対応可能サイズは誤差0.3㎜程度

当然ですが、鞘が印材よりも小さいと入らず、大きいと緩くなります。
ちなみに、対応可能な誤差は0.3㎜くらいです。
具体的には以下になります。

キャップサイズ:印章直径
15㎜:14.7〜15.3㎜
16.5㎜:16.2㎜〜16.8㎜
18㎜:17.7㎜〜18.3㎜

上記を超える場合は、入らないもしくは緩い状態になってしまいます。

 

計測はできる限り正確にお願いいたします

例)写真の18.28ミリは対応可能。

0.3ミリという誤差は、かなり微妙なサイズです。
なんとなくの目測の場合、思うようなフィット感になりませんので、できる限り正確にお願いいたします。

【計測方法】
1.可能であれば、電子ノギスでの正確な計測をお願いします。
2.印影でななく、印材を計測してください。印影(捺したもの)は、印材より小さい場合があります。

かなり細かい指定で申し訳ございませんが、フィット感が気になる方は特にご注意ください。
またもし定規などで計測される場合は、上記の数字の範囲内に収まっているかを、くれぐれも慎重にご確認ください。

 

上記サイズに収まっていない場合

印材は製造の段階でも誤差が生じます。
またメーカーによって、規格のサイズにできる限り合わせる場合や、またあまり気にしない場合もあります。
そのため例えば17ミリなどという、スマートキャップの想定外の印章も多々あるようです。

そのため規格外のサイズの印章をお持ちの場合は、以下をお選びください。

お手持ちの印鑑の直径→キャップのサイズ
14.6㎜以下→15㎜をご使用ください
15.4〜16.1㎜→16.5㎜をご使用ください
16.9㎜〜17.6㎜→18㎜をご使用ください
18.4㎜以上→対応不可

 

スマートキャップやプロテクトキャップがうまくフィットしない時の対処法

キツくて入らない場合:恐れ入りますが、対処法はございませんので、ご注文の際に採寸を慎重にお願いします。
緩くて落ちてしまう場合:キャップの内側にセロファンテープやマスキングテープを巻いて、径を小さくしてご対応ください。

※キャップがちょうどいい感じにフィットするのは、上記の対応サイズ内になります。
お手持ちの印章が対応サイズを超える場合は、どうしても緩かったりキツかったりしてしまいますこと、あらかじめご了承の上お求めくださいますようお願い申し上げます。

 

鞘(キャップ)が割れてしまう原因

補足としまして、鞘が割れてしまう原因をご紹介しておきます。

鞘は、筒状の中身をくり抜いて薄く成形します。
また鞘の強度は、柘植よりも水牛の方が丈夫など、素材の強度にも比例します。
そして鞘の内側に朱肉の油などを付着したままにすると、朱の油で柘植は弱くなったりします。

また天然材のため、湿度や温度の影響を受けて、膨張収縮を繰り返す特性もあります。
そしてキツくなって、無理矢理抜こうとして割れてしまう場合がほとんどのようです。

念のため、抜けなくなった場合の対処法はこちらのブログに書いてますので、参考にしてください。

また、割れないようにするためには、使い終わったあとは必ず、印面に着いた朱肉を拭き取ってください。
それだけで大幅に、鞘の耐久性を伸ばすことができます。

 

最後に

おかげさまでベストセラーになりました。
スマートキャップとプロテクトキャップ。
お求めは以下から。

柘植/スマートキャップ

(税別)1,800円

スマートキャップの購入はこちらから>

 

黒水牛/プロテクトキャップ

(税別)2,300円

プロテクトキャップ黒水牛の購入はこちらから>

牛角トビ/プロテクトキャップ

(税別)2,800円

プロテクトキャップ牛角トビの購入はこちらから>

 

牛角上白/プロテクトキャップ

(税別)5,500円

プロテクトキャップ牛角上白の購入はこちらから>

 

いずれも印材に合わせて作ったものではないため、完全にフィットするかはお持ちの印材によりますこと、あらかじめご了承ください。

 

象牙キャップ

残念ながら象牙に関しては、プロテクトキャップのような鞘だけの販売はございません。
そのため印材に合わせて、鞘を1つ1つ削って作るしか方法がないため、一度材料をお送りください。
尚、お預かりした際、もしくは郵送の際などに傷や破損のリスクもございますが、当店ではそれらの責任は一切負えない旨、あらかじめご了承ください。

鞘製/象牙(税別)30,000〜円
※象牙のランクによって価格が異なります。

郵送先:〒321-0964  栃木県宇都宮市駅前通り2-1-3  株式会社鈴印  宛