鈴印では象牙の印材(材料)の仕入れ先にもこだわりを持っています。
大きな象牙を機械で印材に加工するのが一般的ですが、日本でおそらく唯一象牙を手作業で加工する業者様から仕入れております。
なぜ手作業が良いかは二つの理由があります。
じっくりと見極めながら手作業で加工する事で良い部分を狙って切り出す事ができる。
そしてもう一つは機械で加工するよりもロスが少なく使えない部分を極力出さないという点です。
このように象牙を無駄なく大切に扱うことは、象から頂いた大切な命に敬意を表したいからです。
象牙商品の売買は違法ではないか?そんな質問がまれにございます。
結論から言うと国内での象牙製品の製造や売買はワシントン条約および日本の法律で正式に許可されており違法ではありません。
しかし自由に取引が許されているわけではございません。
絶滅のおそれのある野生動物の種の保存に関する法律があり、象牙製品等の製造・売買を行う際にも対象となります。
そのため象牙製品等の製造・売買を行う場合、経済産業省に『特別国際種事業』の登録が必要です。
わたしたち鈴印はもちろん『特別国際種事業』の登録をしており、正式に象牙商品の販売を行える事業者となりますので、安心してお求め頂けます。