今月初頭に「今月のオススメ品」としまして、『最後の黒水牛』の販売を、Webのみならず店頭でも開催しています。
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おかげさまでご好評いただいており、ソールドアウトの商品も増えてきました。
またこれまであまり表に出していなかった「当付」や「丹入」もございます。
他にも法人用黒水牛のお問い合わせもいただいております。
そのため改めて、現時点での在庫数を(個人向け)と(法人向け)に分けて、ご紹介します。
まず今回は個人向けになります。
個人向け黒水牛、現時点でのすべてをご紹介します
こうして書いている間にも店頭でご成約をいただいている黒水牛ですので、今回ご紹介するのはあくまで投稿時点の在庫数になりますことご容赦ください。
黒水牛実印
こちらはフルネームに対応可能な実印です。
尚、60ミリ丈に関しては、新たな在庫も追加しました。
60㎜丈フルネーム
- 「無地」上下の印がないスタンダードなもの
- 「当付」上下の印が削れている
- 「丹入」上下の印に銀丹が埋め込まれてる
60㎜丈フルネーム | 15㎜丸 | 16.5㎜丸 | 18㎜丸 |
無地 | – | – | – |
当付 | 5本 | – | – |
丹入 | 2本 | 4本 | – |
45㎜丈フルネーム
45㎜丈に関しては「鞘付」もご用意しました。
45㎜丈フルネーム | 15㎜丸 | 16.5㎜丸 | 18㎜丸 |
無地 | 1本 | – | – |
当付 | – | – | – |
丹入 | 1本 | – | – |
無地+鞘付 | – | – | – |
丹入+鞘付 | 5本 | – | – |
36㎜丈フルネーム
36㎜丈は「丹入」のみとなっています。
36㎜丈フルネーム | 15㎜丸 | 16.5㎜丸 | 18㎜丸 |
丹入 | 8本 | – | – |
黒水牛銀行印
こちらはお名字のみ、もしくはお名前のみに対応可能な銀行印。
銀行印は13.5㎜のみとさせていただきます。
60㎜丈、お名字かお名前
60㎜丈、お名字かお名前 | 13.5㎜ |
無地 | – |
当付 | 1本 |
丹入 | – |
45㎜丈、お名字かお名前
45㎜丈銀行印は、鞘付が残っていますが丹入ではない点、ご注意ください。
45㎜丈、お名字かお名前 | 13.5㎜ |
無地 | 5本 |
当付 | – |
丹入 | 3本 |
無地+鞘付 | 2本 |
36㎜丈、お名字かお名前
36㎜丈は丹入のみとなります。
36㎜丈、お名字かお名前 | 13.5㎜ |
丹入 | 5本 |
黒水牛認印
こちらは基本的にお名字のみとなっています。
60㎜丈、お名字
60㎜丈、お名字 | 10.5㎜ | 12㎜ |
無地 | 3本 | – |
当付 | – | – |
45㎜丈、お名字
こちらは、無地と当付になります。
45㎜丈、お名字 | 10.5㎜ | 12㎜ |
無地 | 7本 | – |
丹入 | 4本 | – |
無地+鞘付 | – | 4本 |
丹入+鞘付 | – | 2本 |
36㎜丈、お名字
こちらは、無地と丹入になります。
36㎜丈、お名字 | 10.5㎜ | 12㎜ |
無地 | 1本 | – |
丹入 | 7本 | – |
ブラッククイーン
鈴印オリジナルとして根強い人気を誇っていたブラッククイーンですが、こちらも小山良製のため在庫限りとなってしまいました。
13.5ミリ丸 | 15ミリ丸 | 16.5ミリ丸 | 18ミリ丸 | |
実印 | – | 3本 | 1本 | – |
銀行印 | 3本 | – | – | – |
小判印
こちらも鈴印オリジナルの「小判の形でお金が貯まる?」と人気の商品でした。
ブラッククイーン同様に、小山良製のため販売終了となります。
10.5ミリ丸 | 12ミリ丸 | 13.5ミリ丸 | 15ミリ丸 | |
銀行印 | – | – | 2本 | 2本 |
認印 | 3本 | 1本 | – | – |
ブラックブレット
弾丸をモチーフにしたユニークな印章。
非常に特定の分野の方に限りましたが、非常に人気でした。
13.5ミリ | 15ミリ | 16.5ミリ | 18ミリ | |
ガンタイプ | 1本 | 1本 | 1本 | 1本 |
ライフルタイプ | 1本 | 1本 | – | 1本 |
クリスタルステラー
印章のトップに輝くスワロフスキー製のクリスタルボールを24金メッキ繋ぎ、女性に人気のクリスタルステラー。
残すは認印12ミリの1本のみとなっています。
そしていずれの商品も在庫数0になり次第、取り扱い終了とさせていただきます。
黒水牛とは
一言でいうなら「最もコストパフォーマンスに優れた印材」となります。
印材でいうパフォーマンスとは、耐久性です。
朱の油が染みこんで経年によって柔らかくなりがちな木材に対して、爪と同じタンパク質の水牛は、油の影響を受けません。
しかも木材と比べて価格(コスト)もそれほど隔たりがないため、コストパフォーマンスに優れるとされ、昔から印材の代表とも言えるものでした。
【黒水牛の特徴】
古くから印鑑の材料として使われ、最もコストパフォーマンスに優れた素材です。
水牛の角を印材に加工した材料で、漆黒に染め上げた見た目は気品に満ち溢れます。
角は体毛が固くなった人間の爪と同じタンパク質でできているため、弾力もあって耐久性にも優れます。
印章以外でも、他にはスーツの最高峰のボタンとして使われたり、ダッフルコートのトグルボタンなどでも見かけ、それぞれに身に着ける人の価値を高めています。
2024年現在、新たな輸入がストップしたたため、今後入手困難な印材になっています。
また天然材である以上、象牙と同じように品質に大きく隔たりがあるのも事実です。
見た目の質感もさることながら、長年使用しても変形の少ないものが上質とされ、鈴印では最高級品のみを取り扱っていました。
【鈴印品質の理由】
天然材のため、その品質の差は想像以上にあります。
水牛はに大きく「芯なし」と「芯持ち」が存在し、芯なしはツノの外側を利用してるため、長期使用において繊維が反り、ヒビ割れや反りが起こるため取り扱っていません。
芯持ちは角1本から印材として1本しか取れない希少種でもあり、かつ芯が繊維の変形を押さえ込む特徴も兼ね備えます。
一方で芯持ちは、芯の部分が凹む現象も稀に見られるため、長期保存し変化しきった小山良製を使用します。
印面の芯部分が凹んだ材料のみを使い、平らに整えてから彫ることで、その後の経年変化を防ぎます。
誤解のないように補足しておきますと、小山良以外の黒水牛はまだまだ在庫があり、黒水牛の印材がなくなるわけではありません。
しかしながら鈴印では長く使用する印章の性質上、できる限り経年変化のないものを提供することが最善と考え、小山良以外を取り扱う予定はございませんので、あらかじめご了承いただけましたら幸いです。
最後に
以上が個人向け黒水牛の全在庫になります。
※2024年9月26日現在
店頭においても別枠で黒水牛コーナーを設けていますので、万が一の重複の際はご容赦ください。
また追って法人向けの一式もご紹介していきます。
もしお急ぎで在庫が知りたい場合は、お気軽にご連絡ください。
「黒が好き」
「リーズナブルで長く使えるもの」
「親御様が使っていたから同じもの」
人それぞれお好みがあると思いますが、これまで黒水牛は以上の理由でも人気でした。
もし1つでも合致する理由があれば、ぜひお早めにどうぞ!