法人牛角(上白)寸胴鞘付　銀行印

キャップが付いて落下のリスクから印面を守る鞘(さや)付印。
こちらの寸胴材とくびれのある天丸との使い分けは、多くはないが重要度が高い場面で必要なため寸胴を実印、日頃マメに使うため押しやすい天丸と、慎重に頻度によって変えるパターンが多いです。
形状と用途の使い分けはこちらから

こちらの牛角(上白)は、角材の最高峰。
ツノ材には黒水牛と白い牛角があり、より希少価値の高い牛角もその色合いと素材感によってランクが分かれます。
そして牛角(上白)は、その中でも最上級の品質となります。
丈夫さはもとより、透き通るような美しい飴色は独特の高級感を醸し出します。

ツノ材はコストパフォーマンスに優れ、鈴印において最もポピュラーな印章の素材です。
最大の特徴は丈夫さ。印章を痛める1番の原因は朱肉の油です。そのため木材などは木に油が染み込んで柔くなり、長い年月とともに摩滅や欠けの原因になります。
対してツノ材は爪などと同じ動物性タンパク質を主成分としますので、油による劣化がなく長期間において安心してお使いいただけます。
※ツノ材はウールやシルクと同じ動物性タンパク質のため、洋服同様虫食いの可能性が0ではございません。そのため保管の際は新聞紙で包んでケースに入れて保管してください。

またこちらに使用される素材は、今や入手困難になりつつある水牛の最高峰「小山良製」。
小山良水牛の一番の魅力は、質感や見た目の光沢もさることながら、長くご使用いただいての耐久性が非常に高く、また変化も限りなく少ない点にあります。
ツノ材のさらに詳しくはこちらをご覧ください。

書体は、オーソドックスな篆書体もしくは印相体をオススメしています。
印材の長さは60mm丈。
ケースも鈴印オリジナルブラックケース付。

納期は通常1週間程度、イメージチェックありで2週間程度頂いておりますが、お急ぎのお客様には十分対応できる体制をとっております。どうぞご遠慮なくご相談ください。