今月よりインボイス制度がスタートしました。
今後は、見積書・請求書・領収書やレシートまで、お客様からお代をお預かりする際にはインボイスナンバーの明記が必要になります。
会社によってはすでに、領収書にインボイス番号が明記されていないと経理を通せないと耳にするようになりました。
それに対応しているのが、今回ご紹介するインボイス番号ゴム印です。
これまでブログのみの告知ですが、お問い合わせ多数のため、こちらのオフィシャルHPでもアナウンスいたします。
インボイス番号ゴム印とは
まずはインボイス番号ゴム印についてご紹介します。
インボイス番号ゴム印とは、あなたが取得したインボイス番号のゴム印のこと
制度が開始すると、全ての請求書などにインボイス番号の明記が必要になります。
しかも13桁です。
下手なパスワードよりも複雑。
番号を覚えるだけでも大変なのに、いちいち手書きで書くのはもっと大変です。
大量にある請求書や領収書、他にもレジから出るレシートにも明記が必要。
それら全てを手書きで書くなんて、想像しただけでゾッとします。
だったらゴム印でポンと押しましょう!
インボイスゴム印3種類と、それに伴うゴム印
気がつくと種類も増えてきましたので、一度こちらのブログにまとめておきたいと思います。
インボイスゴム印
その名の通り、シンプルな1行のゴム印です。
どんな書式の紙にもポンと捺すだけ。
一番人気のゴム印です。
インボイス番号ゴム印は、鈴印BASEからお求めいただけます。
書体はゴシック、サイズは40㍉が一番人気です。
組み合わせタイプゴム印
今まで組み合わせタイプのゴム印を使っていた人の場合、そこに1行追加することも可能です。
ただしこちらのタイプは、サイズを間違えると組み合わせられなくなってしまったり、板の構造を事前にこちらで確認させていただくことで、最適な状態でお渡し可能です。
そのためご注文の際は、メールでご連絡をお願いします。
自動回転式ゴム印
こちらは印面がゴム印で、シヤチハタのように連続捺印できるものです。
その都度スタンプ台を使う必要がないのでとっても便利な商品です。
このように印面が回転し、その都度スタンプパッドでインクが付く構造です。
そのため連続で捺印することが可能です。
また汚れやすい印面部分が格納されているので、持ち運びにも便利です。
インボイス番号シャイニーは、鈴印BASEからお求めいただけます。
「インボイス非対応」「インボイス申請中」ゴム印
インボイス制度のスタートによって、現在事業所ごとに3つの状況に分かれています。
1.インボイス番号発行済
2.インボイス番号申請中
3.インボイス非対応
1に関しては上記の登録番号の印をご用意ください。
こちらの2と3に対応するゴム印があまり見受けられないためご用意しました。
2.は申請中だが、まだ番号通知が届いていない場合です。
今後発行予定であることを、スタンプを捺すだけで相手に伝えられます。
インボイス番号申請中ゴム印は、鈴印BASEからお求めいただけます。
3.はインボイスに対応しない場合。
インボイスに対応したないということは、消費税を預からないことになります。
お手元の領収書などに「税」の表記があっても、これを捺すことで誤解なく伝えることができます。
インボイス非対応ゴム印は、鈴印BASEからお求めいただけます。
インボイス制度とは
そもそもインボイス制度って?
わかっているようで、わかっていない方も多いのかも?
国税庁の案内は難しい言葉が多いので、私なりの言葉で思いっきり略してご紹介しますと
「インボイス制度(適格請求書等保存方式)」とは
会社やお店が何かを売る時に、お客様から一緒に預かっていた「消費税」を、これまでは年商1,000万円以下の会社は納税を免除されていました。
ところが2023年年10月1日から始まるインボイス制度によって、10,000万円以下の会社も消費税を納めないといけなくなりました。
また制度開始以降お客様から消費税を預かるには、インボイス(適格請求書発行事業者)の登録をしなくてはいけません。
登録すると、インボイスナンバーという番号がもらえます。
それを請求書や領収書などに書かないといけません。
※インボイス制度における「インボイス」とは、特別な情報が書かれた請求書や領収書のことです。たとえば、適用される税金の割合や金額などです。
インボイス制度の目的は、益税と呼ばれる「消費税」としてお客様からもらっているのに、税務署に納めていない部分の金額を納めさせること。
逆に今まで消費税を納めていた事業所からすると、インボイスナンバーを取得して金銭取引の際に記さないといけなくなっただけ。
税金を納めるために、また余計な手間がかかるっていうのが率直な感想です。
でもみなさんの余計な手間を、少しでも軽減するお手伝いができればと思います。
だってハンコ本来の目的は、わざわざ手書きをするのが大変なところを、ポンと一押しで済ませられることですから。
インボイス番号ゴム印の詳細
「インボイス番号ゴム印」と「インボイス制度」について、なんとなくご理解いただけましたでしょうか?
ではここからは「インボイス番号ゴム印」の詳しくをご紹介したいと思います。
Q:インボイス番号のゴム印を作りたいんだけど、決まりってあるの?
A:決まりは特にありません
そのため鈴印では、よく使われるであろう「領収書」と「レシート」に合わせて定型サイズをご用意しました。
また「登録番号」の有無なども気になるところでしょう。
他にも書体も選べると、領収書やレシートのフォントとも相性が良い。
以上の結果、鈴印のインボイス番号ゴム印は、用紙のサイズやお使いのフォントに合わせて、内容は4種類、書体は2種類ご用意しました。
違いは「登録番号」表記の有無と、サイズ
違いは2つ
・捺す用紙:レシートor領収書
・「登録番号」:ありorなし
まずはレシートに捺したいのか?領収書に捺したいのか?でサイズをお選びください。
「登録番号」と「ハイフン(-)」の表記について補足
ここで「登録番号」の明記と、ハイフン(-)の取り扱いに関して補足しておきます。
まず、インボイスナンバーは以下のような形で送られてきます。
鈴印の場合
T2-0600-0102-1822
と、途中にハイフン(-)が入っています。
(2023年8月現在は、ハイフンが入っていない登録通知書になっているようです)
また制度が複雑なため「頭に登録番号が入っていないとダメらしい」と誤解されている人もいるようです。
国税庁に確認したところ、以下のような回答でした。
【インボイス表記のQ&A】
Q:頭に「登録番号」の記載は必要か?
A:どちらでも良いです
Q:ハイフン(-)は必要か?
A:どちらでも良いです
国税庁の解答
つまり番号さえ分かれば良いとのこと。
そのため鈴印では、以下の2通りをご用意しました。
・「登録番号」ありorなし
・ハイフン、なし
前述した通り「登録番号を入れてください」といわれる場合もあるそうです。
またしても情報が正しく伝わっていない例なのですが。
そのためスムーズに使いたい場合は「登録番号あり」、見た目をスッキリさせたい場合は「登録番号なし」がおすすめです。
どちらでもインボイス番号表記としてご使用いただくことが可能ですので、お好みでお選びいただいて問題ありません。
選べる書体は明朝とゴシックの2種類
明朝体は正式感があり、角ゴシック体は目立たせることができます。
お使いの領収書のフォントに合わせると整合性が取れますが、どちらも他のフォントとの相性がよいので、お好みでお選びいただいて問題ありません。
迷ったら無難なのはゴシック体ですね。
まとめ
色々書いたので、最後にご注文の際に、選んでいただく内容をまとめておきます。
・捺したい場所:領収書orレシート
・内容:「登録番号」表記ありorなし
・書体:明朝体orゴシック体
これまでの実績では、40ミリ・登録番号表記なし・ゴシック体を選ばれる方が多数となっています。
商品は鈴印のBASEページからお求めいただけますので、ぜひご利用ください。
またカスタムオーダーも鈴印の得意分野です。
捺す場所に最適な自分だけのカスタムオーダーもお待ちしております。
カスタムオーダーはサイズによって価格が異なりますので、ご依頼後にお見積もりをお送りいたします。
また他何かご要望等ございましたら、出来る限り対応したいと思いますので、お気軽にお申し込みください。
もちろん店頭でもご注文を承っております。
より複雑なものの場合は、やはり専門知識のあるスタッフと直接が一番簡単です。
みなさまの「大変」が少しでも解消できますように!