先日ご紹介した落款風実印をもとに、新たな組み合わせで完成させた新しい印章をご提案します。
またデッドストックアイテムのため数量限定販売となる【角印の落款風銀行印】
こちらの商品は、鈴印として初めての角印タイプの落款風実印です。
落款は角印のイメージが強いため、より本格的な雰囲気を感じられると思います。
しかも銀行印としても届け出可能です。
角印の落款風銀行印とは?
鈴印では、これまでも落款風デザインを取り入れた印鑑を作ってきましたが、今回も角印タイプをラインナップしました。
通常の丸印や小判印とは一味違う角印ならではの重厚感があり、落款の風雅な印影をより一層引き立てます。
いわゆる「普通の印鑑」とは異なり、この【落款風銀行印】は落款の美しさを残しながら、銀行印として届け出可能な仕様にしています。
通常の落款では外枠を切り取ったり削ったりして風雅を表現しますが、その場合は印鑑登録や銀行の届け出ができません。
対して、落款風銀行印では枠のデザインをアレンジし、銀行印として登録できるように工夫しています。
シンプルながら洗練された印影に、落款の美が表現された特別な一品です。
なお、先日ご紹介した【落款風実印】との主な違いは、印鑑の大きさと彫刻内容です。
【落款風銀行印】
大きさ:10.5ミリまたは9ミリ
彫刻内容:姓または名のみの対応となります
【落款風銀行印】は、サイズが10.5ミリ・9ミリで、地域によっては印鑑登録ができない場合もございますので、銀行印専用としてご提案しています。
名前が似ていてややこしいですが、フルネーム対応の【落款風実印】の詳細はこちらのブログをご覧ください。
数量限定!デッドストックの特別品
今回の商品は、鈴印のデッドストック品です。
限られた数量しかご用意できないため、各印材3本ずつの限定販売となります。
【落款風銀行印サイズ】
・10.5ミリ
・9ミリ
たった1.5ミリの違いですが、印影には大きな違いが生まれます。
どちらも非常に小ぶりな印なので、銀行印としてだけでなく、認印としても手紙や封筒に押すことで、非常におしゃれに使えます。
象牙の魅力と特徴
また今回の素材は牙継です。
印面が長期使用に耐えうる象牙ですから、使うほどに写りも良くなっていきます。
【牙継】
印章の材料としての最高峰は今でも変わらず象牙ですが、それ相応の価格にもなります。
対して、丈夫かつ比較的お手頃に入手できるのが水牛ですが、虫食いなどの心配が環境によっては起こりえます。
そして牙継材は、それらのメリットのみを上手に組み合わせたハイブリッド材です。
印章の中で一番大切なのは印面であることはいうに及びません。
その最重要箇所を使うほどに写りが良くなっていく上に変化の全くない象牙にし、影響の少ない持ち手の部分を水牛にして価格を抑えております。
象牙は使い込むほどに印影が鮮明になり、朱肉に馴染む「エイジング効果」があります。
長く愛用することで、印鑑としての価値が増していく特別な素材です。
具体的には朱肉の油を吸い上げ、使うほどに写りが良くなっていきます。
何十年と使用する上で、写りが進化するのは象牙だけ。
そのため、象牙を使用した印鑑は、まさに一生ものと呼べるでしょう。
商品の色合い等は動画をご覧ください。
最後に
日本において角形の印は、使っている人が少ないです。
そのため他とは違った重厚感を感じられるでしょう。
これぞまさに落款と呼べるほど、その特徴が詰まった逸品です。
他にはない印をお探しの方は、ぜひこの機会にお求めください。
他にはない印をお探しの方は、ぜひこの機会にお求めください。
マスターピース
マスターピースとは、鈴印の長年の歴史に裏付けられた至高の傑作たち。
印章素材のほとんどは天然材です。
工業製品と異なり天然材は品質が一定ではないため、それぞれに大きな個体差があります。
個体差を知る例として、こんな話もあります。
最高級の天然皮革は最初に王室、次にヨーロッパのスーパーブランドに卸されます。
そして残ったレザーが最後に一般市場に出回ります。
本当に良い天然素材は長年の歴史によって流通経路までも決まっており、それらを後発として入手することは非常に困難です。
私たち鈴印は創業より、特別に良い素材のみを集めて参りました。
結果として、優先的に優れた素材が集まるようになっています。
またそれらは全て、専用セラーによって厳重に保管されています。
マスターピース:傑作・名作
マスターピース
傑作・名作
Wikipediaより
デッドストックとは
デッドストックは、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。
印章店においての素材は、その店のこだわりです。
なぜならその店主が惚れ込んで手に入れた特別なアイテムだから。
ところが眠ってしまっている宝物のような素材もこの世にはたくさんあります。
そういった全国各地に眠っている宝物に再び光をあて、みなさまに届けることができないか?
良い品と、それを欲するお客様の橋渡しをするのが、デッドストックです。