先日私の所属する宇都宮青友クラブという異業種交流会の40周年を記念する事業として「触育」という言葉を柱にイベントを開催することをブログでお伝えしましたが、本日はこのイベントへの秘めたる想いと、新着情報をお伝えしましょう!
触育とは
触育、あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんので、ちょっと解説を。
実は私が触育という言葉に最初に触れたのは、自分の子供が生まれたばかりの頃でした。
やっぱ最初の子供ですからね、ネットなんかでも色々情報を調べるんですよ。するとこの言葉に出会いました。
その意味は、赤ちゃんの最初にできる感覚は触覚だから、お母さんはなるべくスキンシップをとって親子の絆を深めるってコトだそうですが、よくよく考えると実はこの触覚って感覚は赤ちゃんだけじゃなく、子供や大人にとっても凄く重要なんじゃないかって思ったんですね。
というのは、大人になってもこの触覚で感激するのが一番強烈な印象を残すんじゃないかってね。
例えば夏、海に行った時に感激するのって目で見る青い空と白い海だけじゃなくて、あの焼けるような日差しだったり海から吹いてくる風だったりの、肌で感じる部分との相乗効果のせいじゃないかと思うんです。
車の楽しさって見た目やエンジン音だけじゃなく、車のフィーリングだったり鼓動だったり風だったり。
振り返るとはじめてコンサート行った時って、単純に憧れのアーティストが生で知ってる曲を演奏してるってだけじゃなく、音圧を感じたり場の興奮の渦の中にいる肌の感覚もあって、めちゃめちゃ興奮したんだと思うんです。
こういうのって全部五感の中でも特に触覚からの刺激が大きいと思ったんですね。むしろ子供の頃、この触覚を大いに刺激された経験は、実は将来の職業すら決めてしまう位のインパクトがあるんじゃないかと。
だから触(ふ)れて育(はぐく)む触育。
そんなコトを趣意書のテーマとして、まとめてみましたので以下抜粋
「触育」とは、目で見るだけでなく、手でふれさわる触覚からの刺激を通して人間的成長を育むこと。多感な時期にものを作りものに触れる体験は、将来の夢を見つけるきっかけになるはずです。ものづくりの感動を通して将来の人づくりにつなげたい。大人の子供に対する役割は、子供の得意分野を見つけることではなく、子供の心が動く体験を分かち合い、絆を一層深くすることです。そしてこれは情操教育の一環となるでしょう。子供達と大谷石の魅力に触れ体感することで大谷石の魅力を共有し、未来の宇都宮の歴史の伝承者育成を目指す。併せて世界を股にかけて活躍するものづくり人が現れることを願います。
宇都宮青友クラブ40周年記念事業趣意書より
新着情報
私もものづくりの仕事をしてますからね、やはり世界に誇る日本のものづくりの文化を残していきたい。
そんな想いから今回、これからの将来を担って頂くお子さんたちにものづくりの楽しさを知っていただくコトを目的としています。
なので広く告知できるよう多くの後援をお願いし、ご快諾いただきました。
現時点で確定をいただいた団体様のみ順不同で列挙させていただきますと
NHK宇都宮放送局・宇都宮市・宇都宮市教育委員会・下野新聞・宇都宮ケーブルテレビ・大谷石材協同組合・栃木よみうり・読売新聞・宇都宮市産業振興課・エフエム栃木・宇都宮市PTA連合会・宇都宮市小学校校長会・新朝プレス・NPO法人大谷石研究会・ヤマゼンコミュニケーションズ
ありがとうございます。
そしてそれと併せてプレ体験をしてきました。
っていうのは、実際子供達にランプシェードを作ってもらったんですね。
今回の対象は小学校5〜6年生の親子ですけど、プレ体験にご参加頂いたのはもうちょっとお若い方達、しかも下は3歳。
結構なんとかカタチになるモンです。
そんな模様を宇都宮青友クラブホームページに掲載しましたので、ぜひご覧になってみて下さい!
宇都宮青友クラブホームページはこちらから
お申し込みはこちらのホームページからも可能ですし、応募チラシの裏面をFAXもしくは郵送でも可能です。
鈴印店頭でも応募チラシは置いてますので、興味のある方はぜひ。
案外近くて遠い大谷、ぜひこの機会に数々の芸能人がミュージックビデオ等で使用されている位魅力的な地下空間を有する大谷、建物の外壁に一部使っているだけでもおしゃれ感の演出できる大谷石、そして世界的な建築家を魅了し続ける世界に誇る大谷で、お子さんと1日を満喫してみませんか?
お申込み期間は今度の日曜日7/26(日)〜8/20(木)まで。
作業スペースの関係から、小学校5〜6年生の親子80組160名様限定とさせていただきます。
誠に勝手ながら、応募者多数の場合は抽選となります。
お申込みその他詳細は、青友クラブホームページをご確認ください。
今年の夏、大谷は一万人プールより暑いぜ・・・多分♡