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水牛材、高い物と安い物はここが一番違います!

実印の材料といえば、やはりポピュラーなのは水牛ですね。

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 水牛材


ちなみに水牛材には白と黒があります。
元々の角が大きいから数も取れ、黒く着色している物が「黒水牛」
角が小さく色も綺麗で材料そのままの色で希少価値が高い物が「白水牛」と呼ばれます。


水牛材ですが、色々お安い材料を目にする機会もあると思います。


ちなみに当社で取り扱いの水牛材は全て最高級品です。
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小山良製水牛材

最高級の印がこちらの「山に良」のマークの「小山良」製の材料になります。

こちら「小山良」製の水牛材は業界随一の品質を誇り、最近では水牛の減少からある一定のルートのみでしか入手する事ができなくなってきている貴重品です。

そしてその中でも数ランクに分かれており、鈴印ではその内の最高クラスのみを取り扱っております。


と、まあスペックをお話してもよく分からないと思いますので、とっても分かりやすく解説致します!



言い出せばキリがないほどに違いはあります。

材料の艶であったり質感であったり、弾力性であったり丈夫さであったり・・・

特に黒水牛は黒く着色しているため、ぱっと見では差が分かりにくいようになっております。


しかし目には見えない部分で大きな違いがございます。


その一番の違いとは・・・


「材料を寝かせた時間」になります。


ん???

寝かせると何が違うのか?

って疑問に思われるかと思いますので、それには材料の特性が関係しますので、ちょっとご説明しますね。


まず大きな要因としまして、水牛は大きな天然材なので、その状態によっては形が変化してしまう場合あるのです。




まずは黒水牛
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そして白水牛
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その大きさを比較するとこう
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そしてどちらもご覧のように反っております。


印材はその中から取っていくのですが
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こんな感じで材料になります。


中心の芯の材料程高価になり、先端の材料程高価になります。

つまり芯のある、先端の水牛材が最高級品☆
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の部分が芯ですね





逆にお安い材料は、外側に近く根元に近い材料って事になります。
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ではそれぞれにどんな問題点をはらんでいるのか?

まず芯から遠い外側の材料
外側の材料の問題点は、材料を支える芯がないために耐久性が低く、時間の経過と共にひび割れたり反ったりする可能性が大きいのです!

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これがひび割れた材料です。

更に割れて使えなくなる可能性もありますし
ご自分の分身の実印ですからね、なんとなく気持ち悪い感覚を持たれるかもしれません。
 


それから先端ではなく根元の材料
根元側の材料の問題点は、芯の大きさが太さに比例するため、例え芯が通っていてもその芯が大きくて変化しやすいのです。
芯の変化とは、時間の経過と共に芯が収縮し、印面が凹んでしまう現象です。
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最初に平らな印面も、長い時間の経過と共に芯の部分が凹み、結果中心の部分が写らなくなってしまいます。

判を押す機会の多いご職業の方は、ハンコの真ん中がよく写らない経験がおありかと思いますが、全てこの現象が原因です。
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そして肝心なのは、その変化が起きるのは時間が経ってからなんです!

だから購入した際は何ともなくても、長年経過して使用する時に初めて気がつきます。



つまり最初に書きました「材料を寝かせた時間」が大変重要になります。

つまり寝かせて凹ませきった材料で印材を作ればそれ以上の変化は少ないです。

それに手彫りの場合は、我々職人が平に調整してから彫り上げますから、写りも良く変化もありません。
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結論

  • 中心の芯の通った材料は割れたり反ったりしない
  • 先端の材料程芯が小さくて凹む割合が小さい
  • 長年寝かせて凹ませきった材料はそれ以上変化しにくい


以上の条件を備えた物のみが水牛の最高級品になります!




鈴印の80年の歴史はその仕入れにも大きな利点となります。

祖父の代から親父の代、長年に渡って最高級の小山良製の材料のみを仕入れておりますので、数が減っても優先的に納品して頂けます。



私の父がよく言っておりました。
「ご注文の時にきっちりご対応すれば、お客様は何十年後もその時の対応を覚えて頂けているなんて甘えるなよ。結局最後にお客様の手元に残るのはお買い上げ頂いたハンコだけだ。もしそのハンコが良く写らなかったらどうだ?何十年か後にご迷惑をお掛けしちゃう事になるんだ。だから仕入れから1本1本材料を吟味して、きっちり手を掛けて彫った物をお渡しする事が我々の一番の責任だからな。」


その信念は決して曲げず、最高の材料のみを吟味してこれからもご提供して参りたいと思います。

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