ぼちぼち夏休みも終わり?
ってことはですね、お子様を抱える親御さんなんかはピリピリとした時期ではないでしょうか?
だって夏休みはそろそろ終わりですけど、夏休みの宿題はこれからが最盛期♡
山積み♡
昔から変わらず繰り返される問題なのに親になってはすっかり忘れ、「えっ?そうなの?」なんて事例も多々あるかと存じます。
そんな中、ワタクシも一応文字を扱う仕事でもありますから、ちょっとだけお手伝い。
題して・・・
左右の書き順は読み方で覚えよ
まず結論から申し上げますと、ワタクシ自身は
「ゆう」と読む字は「ノ」の字から
と覚えています。(一部を除く)
これは私の仕事柄なんですよ。
逆に言うなら、実印などに使われる篆書(てんしょ)という文字を覚える過程でもしや?って思った内容。
っていうのが、篆書って左右で上の交差する文字が逆になるんです。
これが漢字の元となる篆書。
ご覧の通り左右で向きが異なります。
国家試験の際には、この文字を覚えていないといけない。
だけどなかなか覚えられなくてですね、しかもはんこの場合逆に彫るから引っ掛け問題として大人気。
苦肉の策で、手の向きって覚えたんですよ。
自分の手のひらを見ると、指の向きがこの形になりますからね。
するとですね、今度はさらなる引っ掛け問題が。
篆書ではこの交差する文字が大人気でありとあらゆる場面で使われます。
例えば会社の印を彫ろうとすると、有限会社の有。
なんか同じような文字ばっか。
ただですね、ここまで調べて1つの法則が見つかりました。
「あれ?どっちも「ゆう」って読む。もしかして『ゆう』って読む字はこの向きなんじゃないか?」
辞書を調べると「ゆう」と読むこの形状は3つ。
ワタクシって天才?ってなモンでした。
そしてもう1つの疑問が。
「あれ?『右』も『有』も楷書で書くときに一画目が『ノ』じゃないか?」
もしかして・・・
残念、、、汗
そんなワケで本日の結論。
「ゆう」と読む字は「ノ」の字から
と覚えています。(一部を除く)
余計覚えにくくなった♡
最後に
そんなワケで、この機会に漢字のルーツや楽しさを感じていただけましたら幸いでございます!
苦しい、、、汗
それに最近は学校で習う書き順が以前私たちが習ってきたのと違ってたりもします。
「凸」とか「上」とか「必」とかですね。
実は辞書によっても違ってたりね。
詳しくはこちらから
まあ調べれば調べるほど混乱してきますけど、それもまた漢字という長い歴史の中での面白みなのかもしれません。
とはいえですね、今は便利な世の中になってますからね、迷った時はちょいちょい調べて、何度も書いて手で覚えるのが一番!
コツでもなんでもない♡
文字を入力すれば、アニメーションで教えてくれるサイトもありますし。
iPhoneならアプリもあります。
常用漢字筆順辞典
困った時は「漢字には長い歴史があるから、その中で諸説が生まれているんだよ」なんてもっともらしい言い訳をしながら、お子さんと一緒に楽しく漢字を学んでみてはいかがでしょうか。
逃げ道はもっとも大切♡