鈴印オリジナル書体「SK印相体」が非常に人気です。
ここ最近、メールやお電話にて詳しくお問い合わせいただくことも多く、改めてまとめておきます。
2018年8月12日に公開したブログですが、2019年2月13日にリライトしました。
Contents
SK印相体って何?
一言で言うなら、チタンの金属の雰囲気に合わせた直線を基調とした鈴印オリジナル書体です。
友人でもあるデザイナーのカケラ氏が作り上げた文字のデザインを、鈴印流にアレンジした文字。
この間も一緒に飲んだ時に、彼も言ってました。
「漢字の斜線をなくすのは難しい」
私も毎回頭を捻らせている点を、ズバッとつくところはさすが開発者。
ちなみにSK印相体の「S」=SUZUIN 「K」=「KAKERA DASIGN」として、作者へのオマージュを表現しております。
SK印相体って実印に使えるの?
一番ご質問で多いのがこちら。
もちろん登録印として問題ありません。
実際にこれまで数百本と納めていますが、みなさま問題なくご登録できているのがその証拠。
色々なサイトをご覧いただくと、デザイン性の高い印を見かけるコトも多いと思います。
ただしいずれも注釈として「銀行印としては使えるけど、実印としては・・・」って感じ。
デザイン性の高い文字って感性で作っていると思われますが、それだと印鑑のルールとはズレてしまいます。
ちなみに銀行印は登録における制限が非常に少ないために、そういったかなりトリッキーなデザインでも登録可能です。
イラストやモチーフ入りってのもできますしね。
対して実印の登録は、窓口で辞書を基本に審査します。
だから辞書の文字から著しく外れてしまうと、登録できないんですね。
ところが私たちはその実印を彫り続けて80年以上になります。
これまでも一度として登録不可になったことはありません。
どの文字が登録できてどの文字が登録できないかの範囲までも熟知しているため、その応用で作られているSK印相体は、問題なく実印登録できるんですね。
SK印相体の全て
当初は2種類かつチタン専用だったSK印相体ですが、お客様からご意見や私自身の好みから、現在はラインナップや対応印も増えていますので、ここに一挙ご紹介いたします。
直線基調の男性的なSK印相体
SK印相体の詳細は以下から
直線に所々曲線も交えたSK印相体Ⅱ
SK印相体Ⅱの詳細は以下から
細くグラフィカルなSK印相Ⅲ
SK印相体Ⅲの詳細は以下から
ひらがな・カタカタのSK印相体
ひらがな・カタカナのSK印相体詳細は以下から
それぞれにイメージが異なりますが、迷った時は第一印象で決めてください!
どんな時も、直感が正解。
SK印相体のシヤチハタも作れます
SK印相体はいずれもシヤチハタの詳細は以下から。
最後に
印章を作る上で最も大切なことは、1つ1つ文字をデザインをすることです。
それは他にはないお名前にあった文字を作ることでもありますし、また唯一無二を守ることでもあるからです。
また実印や銀行印などの登録としても安心してお使いいただけることも大切な要素です。
それらを踏まえてようやく完成したのが、これまで80年以上に渡って培ってきたノウハウを注ぎ込んで全く新しいカタチに進化させたSK印相体です。
SK印相体は、1つ1つその時のフィーリングやお客様に合わせて変化し続けます。
〜世界に一つ、あなただけの印鑑を彫ります〜
鈴印に脈々と流れ続ける歴史に新たな1ページが加わりました。
世界に一つあなただけのために、あなたのお名前をデザインします。
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