「ハンコって色々な素材があるでしょ?でも実際、一生モノの実印に一番最適な素材って何なの?」
よく聞かれる話題です。
じゃあ逆に、実印に適さない条件は何か?からお話しましょう。
Contents
実印に適さない素材
1.欠けやすい素材
印鑑登録する際に、窓口の方に一番見られるのがコレ。
枠が欠けていると、印鑑登録の際に受け付けてもらえない場合がほとんどです。
また登録の際には欠けてなくても使っているうちに欠けてしまった場合、いざという時に登録している実印と違う!って言われてしまう場合もあります。
だから欠けてしまった場合、印鑑登録の変更の必要が出てきます。
つまり欠けやすい素材、すなわち弱い素材は適さないと言えます。
印章の場合ですと、落としたり朱肉の影響で痛んでしまう素材がそれに当たります。
2.変形しやすい素材
印章に限らずどんな素材でも、時間の経過と共に変化をしていきます。
モノによっては経年変化なんて呼ばれて重宝がられますけど、こと印章に関してはほとんどの場合良しとされないんですよね。
例えば変形して素材自体が曲がってしまう場合、綺麗に捺印できません。
それから彫刻面が変形しちゃった場合、中央部分が映らなくなりますので、1.と同じ理由で印鑑登録と同じと認めてもらえない場合が出てきます。
そのため変形しやすい素材は適さないと言えます。
3.複製しやすい彫刻
ちょっと似ているようで異なるのが、複製しやすい書体があるって思われてる方もいらっしゃいます。
読みにくい複雑な文字は複製しにくく、読みやすい文字は複製しやすいってワケじゃないんです。
それよりは、手彫りは複製しにくく、機械彫りは複製しやすい、とご理解いただいた方が分かりやすいかもしれません。
だって手彫りは手作りですから同じモノを再現するのはかなり難しいですが、機械は簡単に複製を作れますから。
また既製品は、複製しやすいどころか同じモノが簡単に手に入ります。
実印はパスワードと同じように大切な個人情報ですから、簡単に同じモノが手に入っちゃまずいですよね?
なので、既製品だったり複製しやすい彫刻の印は、実印に適さないんです。
実印に適した素材とはチタン印
大きく分けると象牙とチタンが上の条件をクリアしますが、今回はチタンに焦点を絞ってご説明します。
1.チタンは欠けにくい
当然金属ですから一切、欠けなどの心配はありません。
万が一落としても欠けてしまうコトはないですし、万が一思いっきり投げつけても、凹むコトはあっても欠けるコトはありません。
しかも鈴印のプレミアムチタン印は全て純チタンを採用してます。
純チタンは鉄とかアルミよりも遥かに硬くて丈夫な上、純度が高いため柔らかい性質も併せ持ち、捺印しやすい特性があります。
だから実印に最適。
2.チタンは変形しない
チタンは地球上に存在する金属の中でも最強と言える性質を持ちますから、変形は皆無です。
おまけに火や水にも強いですから、燃えたり錆びたりという変化もありません。
最近はその変化のなさと丈夫さから、航空宇宙産業や自動車部品などの正確かつ耐性の問われる分野でも活用され、またゴルフクラブに代表されるスポーツ用途、それから生体整合性も高いため人工骨などの医療分野でも活躍しています。
まあそれだけ変形しないため、一生モノの実印には最適と言えますね。
3.チタンの文字は1つ1つデザインしている
チタンはその硬さから手彫りはできません。
上では機械彫りだと複製の可能性が高くなると書きました。それは要となる文字がPCフォントの場合です。
鈴印ではこれを、1本1本デザインするという方法で解消しました。
この根幹となるのは、これまで1本1本手書きで文字を書いてきた実績です。
1つ1つ手作りで作ってきたから、それを応用したに過ぎないんです。
そのため実印のリスクの複製という側面から見ても、実印に適していると言えます。
まとめ
実印の最大の特徴は、長く使うコトです。
人によっては、家や車より長いお付き合いになります。
しかも正確に押すコトによって、個人認証として大きな役割を果たします。
だからこそ、長く安心して使い続けられる必要があります。
実印の大切さを知る時は、もしかすると何かあった時なのかもしれません。
でも何かあってからでは遅いんです。
そのために鈴印では長く安心してお使いいただける商品を厳選して揃えております。
その中でもチタンという素材は、これから長く一生の伴侶としてお使いいただけるだけの価値があります。
プレミアムな印章は、あなたをきっと守ってくれます。
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