amazonはとっても便利です。なのでワタクシもかなり利用しています。
でもamazonにはモノを買うにあたって決定的に足りないモノがあります。
それが「体験」ですね。
まあ自分のモノとして購入するなら別として、やはり誰かに贈るものだったりプレゼントするモノなら、体験を一緒に贈りたい。
amazonならワンクリックで店頭より安く、しかも明日届くのは分かってます。
だけどそれじゃ子供にとって、モノを手にした体験にしかならない。
だから色々考え、こんなことをイメージしました。
子供にはamazonでは買えない体験を
amazonでは欲しいモノがワンクリックで簡単に手に入りますが、それに伴う体験は買えませんので、子供にはその体験を味わってもらいたいなって思いました。
例えばモノを買うのに必要なのは
購入にあたり一番肝心なお金はどうやって用意するのか?
欲しいものがどこに売ってるのか、どうやって探すのか?
ですよね?
逆に言えば、そのプロセスが伴えば手にする喜びが更に倍増します。
ま、色々小難しく書きましたが、結局は・・・
親の威厳を見せつけたい♡
小っちぇーな♡
そんなウチの子が欲しがったのはこちら
お金は何かを提供した対価として手にする
まずはお金がなければ何も買えません。
でもお金って、自動的に振り込まれるモノでもなく、吸い上げるモノでもないです。
◯◯をした対価としてお金をいただく
結局はここに行き着くと思うんです。
かといって4歳児に2〜3000円はそう簡単には稼げません。
でもちょうどタイミングよく、ワタクシただいま猛烈断捨離中。
そしてお店が休みの日曜日は、子供の面倒はワタクシの担当。
そうだ!
いらない本を売りに行くのを手伝ってもらって役に立ってる欲を満たしてもらい、おまけにお金が手にはいる体験をしてもらい、最後にご褒美でトミカシステムベーシックどうろセットを買ってあげよう!
つまり
本を売るお手伝いをした対価として、トミカシステムベーシックどうろを手に入れる
体験をしてもらいたい。
「今日さ〜本売りに行くんだけど、一人でできないから手伝ってくれる?上手にバッグに入れられるかな?」
「いいよー!上手にできるよ!」
思った以上にやる気を見せてくれる我が子。
なんとなく楽しい感じを共有するワタクシ達親子。
欲しいものを探し出すにも物語が潜んでいます
amazonを調べれば、一瞬にして欲しいものを探し出せます。
でもそれじゃ体験は手に入らない。
だから一緒にお店を巡る選択を採りました。
そしていよいよ訪れる日曜日。
朝からご機嫌の我が子。
まず1件目を探すも、目的の商品は見当たらず・・・
それを見て我が子が一言
「別にこれでもいいよ!」
値段倍すんじゃん♡
そんなやり取りを繰り返し、探すこと数件。
ようやく目的の商品にたどり着き、嬉しさMAXの我が子。
それを見て「amazonの方が800円安い・・・」という本音を隠し、「本売りに行くお手伝いしてくれたからね。買ってあげるよ!」
武士は食わねど高楊枝♡
いやいや、モノより体験です!
そうこうして、手に入れたトミカシステムベーシックどうろセットで、昨日は1日遊び続け大満足の我が子でした。
モノを買う体験の先のイメージは親子で異なる悲しい事実♡
欲しいモノを苦労して手にした体験を共有できて嬉しいワタクシ、欲しいモノを手に入れて嬉しい我が子。
しかしその先に描く未来は、全く異なるモノでした♡
ワタクシの描く未来は、お金はそう簡単に手に入らないから「欲しい」と思ってもそう簡単に買えないから我慢しよう、その先にあるのは「じゃあ頑張って働こう」の意識でした。
そして子供は・・・
そういえば買ってウチで遊びながら、事前に予習をしていたYouTubeを見て復習していました。
本当に欲しかったんだな〜満足してるんだな〜と満足気なワタクシ。
しかし改めてその内容を見てみると・・・
街が出来てるじゃないか♡
よくよく見ると、今回買ったトミカシステムベーシックどうろセットは、全体の一部。
まだまだボキャブラリーの豊富じゃない我が子は、その先に未来があることを見事にたった一言で表現します。
その一言とは・・・
「連結♡」
電車ならその次の車両を、トミカならその続くシステムを彼は「連結」と呼びます。
そうです!
連結がコンプリートするまで終わらない物語のはじまりです♡
彼の夢はまるで政治家のように、理想の街を作り上げることです。
よく仕事は、お客様の「不」を解消することなんて言われます。
でも実は、お客様の「不」を作ってるのがメーカーで、その「不」を解消するのは親なんじゃないか・・・
なんて思いが一瞬よぎります♡
まとめ
目指す理想は異なりましたが、彼はまた1つルールを覚えてくれました。
それはただ「欲しい!買って!」と言うのではなく「何かを提供すると対価を手にすることができる」ということでした。
そして彼はその後こんな風に言うようになりました。
「今度パパの本売りに行くの手伝うから、またトミカ買いに行こうね!」
「・・・・・・・・・・」
売る本もうない♡