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お知らせ

【数量限定】竹のハンコ「竹根印」発売開始

おかげさまで個別に多くのお問い合わせをいただくようになりました、竹を使ったハンコ「竹根印(ちっこんいん)」。
また残りの数も限られてきましたので、在庫管理も合わせまして、ショッピングサイトに掲載することに致しました。

 

竹印の特徴

「竹婚姻」もしくは「竹印(ちくいん)」などと呼ばれる、非常に珍しい印材です。
しかも特に厳選された鈴印製は細部まで徹底してこだわっていますので、まずはその特徴からご紹介していきますね。

 

中国産の芯まで埋まった竹を使い、同じ形が2つとない個性

特殊な竹の形状ですが、そもそも竹って節と節の間が空洞になってますよね?
それが竹印にする材料は、空洞部分が埋まっている竹を使用しています。
ちなみにこちらは竹の原産国の中国産になりますから、品質は非常に優れています。

また一般的な丸や四角に対して、天然の竹のカタチであることが最大の特徴です。
一般的な印材って、直径や長さの規格に合わせて丸や四角に削り出していきます。
対して竹印は、竹を輪切りにしたそのままの形を利用しているため、同じものが2つとしてないんです。

印鑑は基本的に同じものがあってはいけませんが、これなら明らかに他と違い、正真正銘の唯一無二です。
細長くスタイリッシュなカタチだったり、丸に近く重みを感じるカタチだったりと千差万別。
お好みでカタチを選べるのも、大きな特徴です。

 

繊維が縦に荒いため、味わいのある線が出せる

水牛は象牙などに彫られた印の特徴は、切れ味鋭い滑らかな線です。
これは印材の性質と彫り方に関係していて、通常の水牛や象牙などは繊維が細かく固く密度が高いため、刃物が滑らかに走ります。
そのためキレッキレな線に仕上げることができます。

対して竹印は繊維が荒いんですね。
しかも竹の特徴でもある`しなり`が強いため、刃物が逃げます。
そのため、落款などにみられる、ガタガタとして味わいのある表現が出しやすいのです。

また印面には、黒い点々が多数見受けられます。
これは自然になったわけではなく、意図的に焼いて黒くしています。
その理由は、焼いて水分が入らないようにするためです。
竹は生命力が強いため、放っておくと成長して変形してしまうそうです。
そのためきちんと乾燥させ、印面を焼き、漆を塗ることで変形を止めています。

 

彫刻機で彫れない

いわゆる激安ネット通販などでは、実印などもこうした彫刻機で彫っている場合も多いです。
早く安く30分で発送することが可能ですが、同じものが簡単に量産できます。
ただこの彫刻機には制限があって、丸印と角印にしか対応できないんです。
印鑑って外側に、同じ形で丸や四角の枠がありますよね?
あれに対応するためには、規格のカタチの必要があります。

対して竹印は、1つ1つカタチが違います。
そのため彫刻機では、枠を作ることができません。
つまり彫れない。
そして手彫りでしか対応できない=唯一無二です。

 

漆塗り加工をしている

この加工は鈴印の特注です。
他店様でも竹印を販売されていますが、鈴印のモノはちょっと違います。

一番の特徴は表面の艶です。
一般に柘植の材料などにも艶加工がされていますが、それらは全てニスです。
ニスは乾燥によって剥がれたりヒビが入る可能性もあるんですけど、対してこちらは漆が塗られています。
漆を薄く何度も繰り返し重ね塗りすることで、このクオリティを実現しています。
また一般的な竹印の多くは、漆はもちろんのことニス塗りなどもなく、バフをかける程度、もしくはそのままの状態での販売となっています。

こちらが漆を使っている理由として、古い印材なので憶測になりますが、中国から輸出する際の防虫と、ニスとは異なる高級な艶感の演出のためと思われます。
いずれにしても現在メーカーとして漆加工に対応してくれるところはなく、こちらも残念ながら現時点では鈴印の在庫を残すのみだそうです。

 

実印登録もできる

これは実は私も意外でした。
でも実印登録は可能です。

根拠としては、過去にお客様からご注文の際にお問い合わせをいただき、宇都宮市役所に確認したところ問題なしと。
そのためご購入いただき、無事登録も完了できたとのご報告もいただいたからです。

実印に登録できるという事は当然、銀行印でも可能ですので、落款用だけでなく登録印としてもご使用いただくことが可能です。
驚かれること間違いなしですね。

 

竹印のサイズと用途

これまでの竹印の用途はやはり、落款印としてお使いの場合が多いです。
その場合は、用途によって最適なサイズが違ってきます。
また前述しましたとおり、実印として登録されて方もいらっしゃいます。
具体的には外国人の奥様にプレゼントするため、より特徴のあるものとの理由からでしたが、その場合も大きさの規定がありますのでご注意ください。

店頭では現物をご覧いただき、アドバイスをさせていただきながらお好みをお選びいただくことができますが、ネットの場合ですと多すぎて迷ってしまうと思います。
そのため印面のサイズごとに分けました。
今回ご用意したのは、最小で12㎜〜最大で26㎜になります。

もし実印や銀行印などの登録印でお考えの場合は、21㎜まででご検討ください。
また落款印としてご使用の場合、サイズはこちらのブログをご参考ください。
竹印は四角に対してやや小振りに見える傾向がありますので、多少大きくても問題ありません。

 

 

15㎜

こちらは2本のみとなります。

サイズは長さが50㎜、印面の直径が約15㎜。
鈴印のストックの中では一番小さいもので、色紙や書の半紙に捺しても作品をより引き立てる効果があります。
またこの竹印の面白いところは、持ち手側に彫刻することも可能。

持ち手側は12㎜とさらに小ぶりになりますので、葉書や絵手紙などの小さい場面に最適です。

竹印15㎜の購入はこちらから>

 

 

18㎜

こちらは4本のみです。

サイズは長さが50〜52㎜、印面の直径が約18㎜。
鈴印のストックの中では下から2番目のサイズで、やや大きめのサイズですから、書の条幅などに最適です。

竹印18㎜の購入はこちらから>

 

21㎜

こちらは3本のみです。

サイズは長さが48〜49㎜、印面の直径が約19〜22㎜。
鈴印のストックの中では大きい方から2番目のサイズですから、書の条幅や絵画などに最適です。

竹印21㎜の購入はこちらから

 

24㎜

こちらは4本のみです。

サイズは長さが42〜50㎜、印面の直径が約24〜26㎜。
鈴印のストックの中では一番大きいサイズですから、書の全紙や賞状などに最適です。

竹印24㎜の購入はこちらから>

 

最後に

繰り返しますが、残念なことに今回のサイズ帯に関しては、在庫を残すのみとなってしまいました。
鈴印仕様の加工ができる職人さんがいなくなってしまったからです。
合計で13本になりました。
またこれまでの傾向から小さいサイズほど使いため、15㎜は特に人気が高いと思われます。

最後に書体に関してですが、こちらは全てお任せとさせていただきます。

参考にこれまでの彫刻例を掲載しますが、この雰囲気が苦手な場合は対応は難しいです。
合わせまして各ご注文ごとに、ご用途をお伺いさせていただきます。
これは芸術性の高い落款印と、登録上の制限のある実印などの登録印とで彫刻スタイルを変えるためです。
とはいえ通常の篆書や印相ではなく、見本のような小篆や金文で彫りたいと考えています。

またもしイメージ等ございましたら、先にお伝えいただけますと幸いです。
できる範囲にはなってしまいますが、できる限り取り込んでみたいと思います。
もちろんどうしても篆書や印相がよいという場合も、お気軽にご相談ください。

とはいえこの竹印は、私にお任せいただけたら嬉しいですね。
今までのノウハウを全て投入して、あなただけの1つを作りたいと思います。

他とは違う個性をお求めのあなたにぜひ使っていただきたい一品です。
印はここまで自由で美しいものなんです。

 

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