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象牙日輪 実印

象牙日輪(にちりん)
最高級の素材を探す中で、一度は目にした方もいらっしゃるかもしれません。
印鑑最高峰の象牙の、素材の持つ美しさを最大限に引き出した印材です。
通常象牙の印材は、牙と平行(縦)に取り出していきます。
これは数を多く、また均等なランクを維持するために必要なのですが、日輪と呼ばれる材料は、芯を中心に垂直(横)に取り出しした贅沢品。
日輪の名前の由来は「太陽の輪」に似ているから付けられ、輪を結んで縁起が良いとされています。

手作業は天然素材の最高部位を見極める

日輪自体も1本の牙から必ず取れる訳ではない貴重品にも関わらず、今回ご紹介する品は、その中でも別格です。
なぜならその全てを手作業で取り出しているから。
通常象牙印材の取り出しには、その硬さから機械を使用する場合が多いのですが、今回の日輪は全てが手作業。
私たちも手で彫っていくため非常によく分かるのですが、手作業は素材の全てを理解します。
それは天然材特有のクセにまで及びます。
つまり特に良い箇所のみを、人の手によるアンテナで厳選することが可能になります。
また今回は戦前より手作業にこだわって象牙印材を製造している職人さんによって取り出された、その中でも特に優れた1本を鈴印のためにお譲りいただきました。

日輪は彫り手の技術も問う

案外知られていない話かもしれませんが、日輪は彫り手の技術を最も問う素材といっても過言ではございません。
一部ではこの日輪を「横目」と呼び、繊維が横に寝ているため、彫刻も困難を極めます。
木で考えると分かりやすいのかもしれませんが、通常は輪切りの断面に彫刻するため、縦に彫る面の繊維が立っています。
立っているからしなりが出るため、外からの力にも耐える力が強いんですね。
ところが横を向いていることによって、繊維が寝ているため、わずかな力でも剥がれてしまうんです。
そのため熟練を極めた職人でも、慣れが必要になるのがこの日輪の彫刻になります。
私自身は修行時代に数多くの経験をさせていただいたため、この横目の攻略法を自分なりに見つけました。
通常より刃物の角度を薄くし、コントロールが難しいほど鋭角な刃物を使用します。
また合わせて極限まで研ぎ澄まされていないと剥がれが起きてしまうため、研ぎたての刃物でしか太刀打ちできません。

日輪は限定1本です

それだけ厳選された素材のため、1本のみとなります。
印材のサイズは一般的な60㍉丈×18㍉丸で、迫力あるサイズです。
書体は、オーソドックスな篆書体もしくは印相体のみとさせていただきます。
ケースは最高峰の印材に見合うようワニ革で、今や幻となりました肉池の蓋にも牙蓋を特別にご用意しました。

納期は通常1週間程度、イメージチェックありで2週間程度頂いておりますが、お急ぎのお客様には十分対応できる体制をとっております。どうぞご遠慮なくご相談ください。

 

 

販売価格
¥378,000
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